検索意図ってなに?
気にせずブログ書けばいいか!
検索意図を考えずにブログを書いても稼げません!
検索意図ってそんなに大切なの?
- 検索意図とは
-
ユーザーがGoogleなどの検索エンジンで検索するときに考えていること。
検索意図は検索キーワードに反映されて、次の4つに分類できます。
- Knowクエリ……「知りたい」という検索意図を含んだキーワード
- Goクエリ……「行きたい」という検索意図を含んだキーワード
- Doクエリ……「やりたい」という検索意図を含んだキーワード
- Buyクエリ……「買いたい」という検索意図を含んだキーワード
検索意図を考えずにブログを書くデメリットは次のとおりです。
- 読者が最後まで読んでくれない
- 検索上位に表示されない
- ブログで稼げない
ヤバいじゃん!検索意図の調べ方を教えてよ!
ブログとWebライターで月10万円以上稼いでいる僕が「検索意図」について詳しく解説しますね。
ブログを書いていてこんな悩みはありませんか?
- 思うように検索順位が上がらない
- 読者に読んでもらえない
ブログ記事を検索結果で上位表示させる(SEO対策)ために一番大切なのは、読者の検索意図を満たしたコンテンツを作ることです。
この記事では、検索意図について次の5点を解説していきます。
- 検索意図とは
- 検索意図がSEOで重要な理由
- 検索意図の調べ方
- 検索意図をブログ記事に生かす具体的な手順
- 検索意図を捉えるコツ
この記事を読むメリットは次のとおりです。
- 検索順位が上がって多くの人にブログを読んでもらえるようになる
- 最後まで記事を読んでもらえるようになる
- 紹介した商品を買ってもらえるようになる
- ブログで稼げるようになる
この記事は次のような人におすすめです。
- ブログのアクセス数を増やしたい人
- SEO対策された記事を書きたい人
- 読者に役立つブログ記事を書きたい人
- ブログで稼げるようになりたい人
検索意図を理解して記事を書けるようになれば、あなたのブログはもっと多くの人に読まれる魅力的なものになります。
ぜひ最後まで読んで、検索意図マスターになってくださいね。
検索意図とペルソナは、切っても切れない関係です。
この記事の中でも、ペルソナについて解説していますが、もっと詳しく知りたい人はこちらの記事も参考にしてください。
まさる
☆専業主夫×Webライター×ブロガー
- 3歳と2歳の息子を育てながら月10万円以上稼ぐ
- 年間100記事以上執筆
- 10記事以上で検索上位に表示
☆保有資格
- 全日本SEO協会SEO検定1級
- 2級ファイナンシャル・プランニング技能士(国家資格)
\ 詳しいプロフィールはこちら /
検索意図とは「ユーザーが検索した理由」のこと
検索意図とは、ユーザーがGoogleなどの検索エンジンで検索するときの目的のことです。
検索意図について、下記の2点でより詳しく解説します。
キーワードに反映されて4つのクエリに分けられる
検索意図はキーワードに反映されて次の4つに分類できます。
- Knowクエリ……「知りたい」
- Doクエリ……「やりたい」
- Goクエリ……「行きたい」
- Buyクエリ……「買いたい」
- クエリとは
-
Googleなどの検索エンジンの検索窓に入力される語句のこと。
- クエリとキーワードの違い
-
クエリは実際に検索窓に入力されている語句のことで、キーワードはブロガー側が設定するもの。
例えば「SEO 検索意図」と検索したときの検索意図は下記のようなものが考えられます。
- 検索意図の定義や意味を知りたい
- 検索意図の種類や分類方法について知りたい
- 検索意図を理解して、自分のウェブサイトのSEO対策に活用したい
- 検索意図に合わせたコンテンツの作成方法を知りたい
- 検索意図に関する詳しい情報が得られる信頼性の高いウェブサイトを見つけたい
- 検索意図の分析方法について説明しているウェブサイトを探したい
- 検索意図に関する有料の解説動画や教材を購入したい
- 検索意図分析ツールを購入したい
さらに検索意図を上記の4つのクエリに分類すると、次のようになります。
Knowクエリ……
- 検索意図の定義や意味を知りたい
- 検索意図の種類や分類方法について知りたい
Doクエリ……
- 検索意図を理解して、自分のウェブサイトのSEO対策に活用したい
- 検索意図に合わせたコンテンツの作成方法を知りたい
Goクエリ……
- 検索意図に関する詳しい情報が得られる信頼性の高いウェブサイトを見つけたい
- 検索意図の分析方法について説明しているウェブサイトを探したい
Buyクエリ……
- 検索意図に関する有料の解説動画や教材を購入したい
- 検索意図分析ツールを購入したい
以上のように、1つの検索キーワードには複数の検索意図が含まれていて、大きく4つに分けられます。
検索意図の種類を理解すれば、キーワード選定にも役立てられますよ。
顕在しているニーズと潜在的なニーズに分けられる
検索意図は、表立っている「顕在的ニーズ」と、検索した読者も分かっていない「潜在的ニーズ」に分けられます。
SEO的には、顕在的ニーズも潜在的ニーズも満たせるブログ記事を書くと検索上位に上がりやすくなります。
「SEO 検索意図」で検索した読者の検索意図を、顕在的ニーズと潜在的ニーズに分けると次のようになります。
- 検索意図とは何か知りたい
- 検索意図の種類を知りたい
- 検索意図を理解することがSEOに重要な理由を知りたい
- 検索意図に合わせたコンテンツの作り方を知りたい
- 検索意図を分析する具体的な方法を知りたい
- 検索意図を理解することで、自分のウェブサイトのSEO対策にどう役立てられるか知りたい
ちなみに記事の中では、顕在的ニーズを先に満たしてから潜在的ニーズを満たす方が良いです。
まずは分かりやすいニーズを満たしてから、より深掘りしていくイメージですね。
ちなみに、この記事も顕在的ニーズ、潜在的ニーズの順番で満たすようにしてます。
検索意図がSEO対策で重要な3つの理由
検索意図を満たした記事を書くことはSEO対策の基本中の基本です。
次の3点から重要な理由について詳しく解説します。
Googleが提唱しているから
SEO対策の基本は「Googleが好むコンテンツを作ること」です。
Googleは、読者の検索意図を満たせるコンテンツであるかを重要視しています。
興味深く有益なサイトにする
検索結果での存在感を高めるには、魅力的で役立つコンテンツを作成することが、このガイドで説明している他のどの方法よりも有効であると考えられます。
コンテンツが有用で信頼性が高くユーザーを第一に考えている
読者から役に立ち信頼できると思われるようなコンテンツを作ってください。
引用 Google検索セントラル〜SEOスターターガイド
上記のように「読者の役に立つ記事を書くこと」が、検索結果で上位表示されるために必要不可欠です。
読者の役に立つためには「検索した目的」を満たせなければいけません。
つまり「検索意図の理解」がSEO対策で重要になるわけです。
最後まで読んでもらえて滞在時間が伸びるから
検索意図を満たしている記事なら、読者は最後まで読んでみようと思います。
目的となる情報が書いてあれば、最後まで読んでみようと思いますよね。
もし、検索意図と関係ないことしか書かれていなければ、ページはすぐに閉じられてしまいます。
滞在時間が検索順位に影響するという根拠はありませんが、ユーザーファーストの記事の重要性については、Googleが公表しています。
ユーザーを第一に考えたコンテンツに焦点を当てる
引用 有用で信頼性の高い、ユーザー第一のコンテンツの作成〜Google検索セントラル
- コンテンツを読み終わったユーザーは、あるトピックについて、目的を果たすのに十分な情報を得たと感じることができますか。
- コンテンツを読んだユーザーは、有益な時間を過ごせたと感じられますか。
検索意図を満たした記事なら、有益な時間を過ごせたと感じてもらいやすいです。
最後まで読んでもらうためにも、検索意図を満たした記事を書けるようになりましょう。
検索意図を満たせたらモノが売れるから
読者は何かしらの悩みを解決するために検索します。
検索意図を把握して、ニーズを満たせるサービスや商品を最適なタイミングで紹介できれば必ず売れます。
例えば、「SEO 検索意図」で検索した読者の検索意図は以下のようなものが考えられます。
- 検索意図とは何か知りたい
- 検索意図の種類を知りたい
- 検索意図を理解することがSEOに重要な理由を知りたい
- 検索意図に合わせたコンテンツの作り方を知りたい
- 検索意図を分析する具体的な方法を知りたい
これらの検索意図を満たすために、記事の中で以下のような流れで説明していくとよいでしょう。
- 検索意図の定義と種類について解説する
- 検索意図を理解することがSEOに重要な理由を説明する
- 検索意図に合わせたコンテンツの作成方法を具体的に紹介する
- 検索意図を分析するための有料ツールや教材、セミナーなどを提案する
記事の最後に役立つ有料のツールや教材、セミナーなどを紹介することで、読者の検索意図を満たしながら商品を売ることができます。
読者の検索意図を的確に捉えて、ニーズを満たすことがポイントになります。
検索意図を満たした記事を書くことは、ブログで稼ぐために必要不可欠なので身につけていきましょう。
検索意図を調べる具体的な7つの方法
検索意図を正しく理解することで、SEO対策された記事を書けるようになります。
ここからは、検索意図を知る具体的な方法を7つ紹介します。
サジェストキーワードから読み取る
Googleの検索窓にキーワードを入力すると、関連するキーワードが予測表示されます。
これをサジェストキーワードと呼びます。
サジェストキーワードから、ユーザーが求めている情報を読み取れるので必ず確認するようにしましょう。
例えば、「ダイエット」と入力すると、以下のようなサジェストキーワードが表示されます。
上図のサジェストキーワードから、下記のようなことが読み取れます。
- ダイエットに向いているレシピが知りたい
- ダイエットに最適な方法が知りたい
- サプリを使って痩せたい
- おやつをダイエットに向いたものに変えたい
食事を変えたりアプリなどのツールを使ったりなど「様々なアプローチを駆使して痩せたい」という検索ユーザーの意図が読み取れます。
つまり「単純なダイエットレシピだけでなく、便利なアプリなどのツールや書籍なども紹介する」ことで、より検索意図を満たせる可能性が上がります。
サジェストキーワードには、検索ユーザーの想いが詰まっているので、必ず確認するようにしましょう。
検索結果から読み取る
実際に検索して、上位に表示されている記事の内容を見ることで、読者の求めていることが読み取れます。
例えば「ダイエット おやつ」と実際に検索してみると、上位に表示される記事には「ダイエット中に食べてもいいおやつ」について詳しく書かれています。
上記のことから「ダイエット おやつ」と検索しているユーザーの検索意図は次のように読み取れます。
「ダイエットしてるけどおやつが食べたいから、できるだけ罪悪感なく食べられるものが知りたい」
検索結果は「〇〇というキーワードで検索する人は、きっとこんなことが知りたいに違いない」というGoogleが出した一つの答えです。
上位表示されるページは必ず確認するようにしましょう。
ペルソナから考える
ペルソナとは、検索ユーザーを架空のモデルにしたものです。
例えば「ダイエット おやつ」と検索するユーザーのペルソナを以下のように考えてみます。
- 20代後半の女性会社員
- ダイエット中だが、甘いものが好きでおやつを我慢できない
- 仕事が忙しく、ストレスを感じている
- 健康的で低カロリーなおやつを探している
ペルソナが抱えている悩みから、下記のような検索意図が想像できます。
- ダイエット中でも食べられる低カロリーなおやつを知りたい
- 健康的でストレス解消にもなるおやつの情報を求めている
- 簡単に作れるダイエット向けのおやつレシピを探している
- コンビニでも買える仕事中でも食べられるダイエット向けのおやつを知りたい
上記の検索意図を満たすために、下記のようなコンテンツを作るといいでしょう。
- ダイエット中に食べても太りにくいおやつの選び方
- 低カロリーでも満足感の得られるおやつの紹介
- 栄養バランスの取れたヘルシーなおやつレシピ
- おやつを食べながらダイエットを続けるためのコツ
- どこでも買えるヘルシーなおやつ情報
ペルソナはどのような情報を求めているのだろうか?
どのようなことで悩んでいるだろうか?
どのような課題を抱えているだろうか?
上記のように考えることで、読者が本当に求めているコンテンツを作れるようになります。
特に、潜在的ニーズを満たすためには、ペルソナを使った深掘りが必要です。
検索意図を考えるときは、必ずペルソナを設定しましょう。
ブログのペルソナについては、こちらの記事で詳しく解説しています。
Q&Aサイトを見る
Yahoo!知恵袋のようなQ&Aサイトには、検索ユーザーの生の声が書かれているので検索意図を把握するための参考になります。
例えばYahoo!知恵袋で「ダイエット おやつ」と検索すると以下のような悩みが出てきます。
ダイエット中におやつは駄目なんですか?自分はノンカロリーのゼリーが大好きで一度に二個食べてしまいます。食べ過ぎですかね?
なかなか間食がやめられません。ガマンをしてるとストレスになってしまい、ドカ食いしてしまいそうです。
おやつは200kcal以内だったら何を食べても太らないのでしょうか?お菓子を200kcalと、ケーキなどのスイーツを200kcal食べてもカロリーが一緒だったら変わりませんか?
上記の「ダイエット おやつ」についての悩みをまとめると以下のとおりです。
- ダイエット中におやつを食べ過ぎない対策を知りたい
- ダイエット中でも食べられるおやつを知りたい
- どんな食べ物なら太るのか知りたい
上記の悩みを解決するために、下記のようなコンテンツを作ると検索意図を満たせるでしょう。
- ダイエット中に食べても大丈夫なおやつ一覧
- 太りやすいNGなおやつ
Q&Aサイトには、ユーザーの生の声が集まります。
広い悩みから深い悩みまで、実際に人々が悩んでいることを見ていけば、自然と検索意図を捉えられるようになります。
Yahoo!知恵袋などを活用して、検索意図を考えるようにしましょう。
取材する
実際に人から話を聞くのも効果的です。
特に、想定されるペルソナに近い人に取材すれば、より具体的な悩みを知ることができるので、検索意図を理解しやすくなります。
アンケートを取るのもおすすめですよ。
アンケートなら、時間をかけずに多くの人の声を集められます。
ただし、実際に会って話をするのに比べて、得られる情報が少なくなってしまう点には注意が必要です。
深掘りもしにくいので、できれば直接会って話をするのがおすすめです。
ツールを使う
検索意図を知るためにツールを使うのもおすすめです。
おすすめのツールは次の2つです。
ラッコキーワードなら、AIを使って下図のように関連する疑問を提案してくれます。
また、GetKeywordなら下図のようにペルソナを仮定して、検索意図を想定してくれます。
ツールを使いこなすことで、検索意図をより手軽に理解できるようになるのでおすすめです。
ただし、ツールが作り出した検索意図なので、実際とは異なる可能性があります。
ラッコキーワードの詳しい使い方については別の記事で解説予定です。
ChatGPTなどの生成AIを使う
ChatGPTなどの生成AIを使うのも一つの方法です。
例えば、ChatGPTに「『ダイエット おやつ』で検索するユーザーの検索意図を教えて」と指示すると下図のような返答が返ってきます。
- カロリーが低いおやつのレシピや商品情報を探している
- ダイエット中でも安心して食べられる、低カロリーなスナックやスイーツの情報を求めています。
- ダイエットに効果的なおやつの選び方を知りたい
- どのような成分や栄養素を含むおやつがダイエットに適しているのか、その選び方のアドバイスを探しています。
- おやつを食べながら健康的に体重管理をする方法を学びたい
- 食事制限をしながらも、おやつを取り入れることでストレスなくダイエットを続けたいと考えています。
- ダイエット中でも満足感を得られるおやつの情報が欲しい
- 食べ応えがありつつ、ダイエットに影響を与えないおやつを探しているかもしれません。
上記のように今まで想定してきた検索意図と近い結果を出力してくれます。
会話のように聞いていくだけで、こちらの求める答えを出してくれるので便利です。
ただし、生成AIには「ハルシネーション」といわれる致命的な欠陥があります。
- ハルシネーションとは
-
AIが生成した情報や回答の中に、事実に反する内容や誤った情報が含まれていること
特に、AIが学習したデータに含まれないことを聞かれるとハルシネーションが起こりやすいです。
情報の正確性について信用できないことがあるので、あくまで参考程度にしておくといいでしょう。
ChatGPTを使ったブログ運営の最適化方法について、別の記事で詳しく解説予定です。
ブログで検索意図を生かす6つの具体的な事例
検索意図を読み取れるようになったら、ブログに反映させていきましょう。
具体的な事例を次の6つです。
サイト設計に生かす
検索意図が分かるようになれば、最適なキーワード選定ができるようになるので、サイト設計に役立ちます。
サイト設計をするときのポイントは「読者の役に立つ専門的なサイト」にすることです。
関連するコンテンツを特定した後、最も役に立つと判断されたコンテンツに高い優先順位を付けます。そのために、どのコンテンツが、エクスペリエンス(Experience)、高い専門性(Expertise)、権威性(Authoritativeness)、信頼性(Trustworthiness)、すなわちE-E-A-Tの面で優れているかを判断するための要素の組み合わせを特定します。
引用 E-E-A-Tと品質評価ガイドラインについて〜Google検索セントラル
コンセプトとは関係ないキーワードを除いていくことで、読者に刺さりやすくGoogleにも評価される専門的なサイトを作れますよ。
例えば、ダイエットブログなら下記のようなキーワードが考えられます。
- ダイエット 方法
- ダイエット 食事
- ダイエット おやつ
- ダイエット 運動
- ダイエット アプリ
- ダイエット サプリ
- ダイエット モチベーション
- ダイエット お菓子
- ダイエット レシピ
- ダイエット 朝ごはん
- ダイエット 漢方
- ダイエット スープ
もし「ダイエット中のおやつ」について詳しく解説したブログにしたいなら、下記のようなキーワードを中心に記事を書いていくとコンセプトから外れません。
- ダイエット お菓子
- ダイエット レシピ
- ダイエット 方法
- ダイエット 食事
上記のキーワードからさらに深掘りして、より詳細な検索意図を読み取っていくことで、コンセプトを崩さない専門性の高いサイトを作っていけます。
ブログのサイト設計については、こちらの記事で詳しく解説しています。
ペルソナ設定に生かす
記事を書いていくときには、必ずペルソナを設定します。
検索意図を捉えていれば、より正確で詳細なペルソナを想定しやすくなり、読者に刺さる記事を書きやすくなります。
例えば「ダイエット おやつ」の検索意図を下記のように想定します。
- ダイエット中でもおやつを食べたい
- 太らないおやつが知りたい
- ダイエットに適したおやつのレシピを探している
- 間食の選び方を知りたい
上記のように検索意図を読み取れていれば、下記のように詳細なペルソナを設定できます。
- 20代後半の女性会社員
- ダイエット経験があるが、おやつを完全に断つのは難しいと感じている
- 仕事が忙しく、簡単に作れるダイエットおやつレシピを探している
- 健康的で低カロリーなおやつの選び方を知りたがっている
もし、検索意図を想定できていないと、下記のようなフワッとしたペルソナしか設定できません。
- ダイエットに興味がある人
- おやつが好きな人
読者に刺さるブログ記事を書くために、ペルソナ設定は避けられません。
検索意図を読み取ってペルソナ設定に生かしていきましょう。
ブログのペルソナについては、こちらの記事で詳しく解説しています。
思わずクリックしたくなるタイトルを作るときに生かす
記事の顔であるタイトルを考えるときにも、読み取った検索意図は活用できます。
例えば「ダイエット 朝ごはん」で検索するユーザーの検索意図を次のように想定します。
- 手軽に作れるダイエット朝食メニューを知りたい
- 朝食でダイエット効果を高める食べ合わせを知りたい
- ダイエット中の朝食の適量やバランスが知りたい
- 美味しくて飽きないダイエット朝食のレシピが欲しい
- 朝食を変えるだけで痩せた人の体験談を参考にしたい
検索意図から読み取れる潜在的なニーズは次のとおりです。
- 痩せられる朝食を食べたい
- 朝は忙しいので簡単にできるレシピがいい
- 実際に食べた結果や体験談を聞きたい
上記の潜在的ニーズから、下記のようなタイトルにするといいでしょう。
【レビューあり】忙しい朝でも5分で作れるダイエットレシピ10選
以上のように、読み取った検索意図から読者のニーズをくすぐるようなキーワードをタイトルに含めれば、クリックしてもらいやすくなります。
記事のタイトル作りにも生かしていきましょう。
より魅力的なブログタイトルにする方法について別記事で解説予定です。
読者を引きつけるリード文を書くときに生かす
リード文は、記事を開いたときに最初に読者が目にする文章です。
リード文が微妙だと最後まで読んでもらえません……
読者を引きつけるリード文にするために、深掘りした検索意図を生かしましょう。
具体的には下記のようにリード文に生かします。
- 想定読者の悩みを明らかにする(検索意図から想定する)
- 悩みに寄り添う(検索意図から想像する)
- 記事を読むメリットを伝える(顕在的ニーズと潜在的ニーズを含めることで読者の興味を引く)
ブログのリード文の書き方は、別の記事で詳しく解説予定です。
SEO対策された記事構成を作るときに生かす
SEO対策された記事構成を作るためには、検索意図を正確に読み取って、読者のニーズを完璧に満たさなければいけません。
例えば「ダイエット おやつ」で記事構成を作るケースを想定します。
考えられる検索意図は次のとおりです。
- ダイエット中に食べられるおやつを知りたい
- 太らないおやつのアイデアが欲しい
- ダイエットに適したおやつのレシピを探している
- カロリーが低いおやつの選び方を知りたい
- ダイエット中のおやつの適量を知りたい
- おやつを食べるベストなタイミングを知りたい
- 間食がダイエットに与える影響を理解したい
- ストレス解消になるダイエットおやつの情報が欲しい
- 健康的でバランスの取れたおやつの選び方を知りたい
- リバウンドしないおやつの食べ方を知りたい
- おやつを上手に取り入れてダイエットを続けるコツが知りたい
- 市販のダイエットおやつの選び方や評価が知りたい
上記の検索意図を顕在的なニーズと、潜在的なニーズに分けると次のとおりです。
- ダイエット中に食べられるおやつを知りたい
- 太らないおやつのアイデアが欲しい
- ダイエットに適したおやつのレシピを探している
- カロリーが低いおやつの選び方を知りたい
- ダイエット中のおやつの適量を知りたい
- おやつを食べるベストなタイミングを知りたい
- 間食がダイエットに与える影響を理解したい
- ストレス解消になるダイエットおやつの情報が欲しい
- 健康的でバランスの取れたおやつの選び方を知りたい
- リバウンドしないおやつの食べ方を知りたい
- おやつを上手に取り入れてダイエットを続けるコツが知りたい
- 市販のダイエットおやつの選び方や評価が知りたい
先に顕在的なニーズを満たして、後半で潜在的なニーズを満たすようにすると下記のような構成になります。
h2:ダイエットに適したおやつの条件とは
h2:太らないおやつのアイデア
h2:ダイエットおやつのレシピ3選
h2:ダイエット中のおやつの選び方
h2:ダイエット中のおやつの食べ方
h2:間食とダイエットの関係について
h2:おやつを上手に取り入れるコツ5選
h2:市販のダイエットおやつの選び方
h2:まとめ
上記のように「ダイエット おやつ」で検索した読者のニーズを完璧に満たせる記事構成を作れれば、検索順位が上がりやすくなります。
SEO対策された記事を書きたいときは、検索意図を読み取って構成を作るようにしましょう。
記事構成の作り方は、別の記事で詳しく解説予定です。
詳細が知りたくなる見出しを作るときに生かす
検索意図を読み取っていれば、思わず詳細が知りたくなる見出しを作ることができます。
例えば「ダイエット おやつ」で検索するユーザーの検索意図を下記のように想定します。
- ダイエット中でもおやつを食べたい
- 太らないおやつが知りたい
- ダイエットに適したおやつのレシピを探している
- 間食の選び方を知りたい
検索意図から読み取った読者が本当に求めているのは次の3つです。
- なんとかしておやつを食べたい
- できれば甘いものとかを食べながら痩せたい
- でも運動とかは正直あまりしたくない
つまり記事の中に以下のようなキーワードを含めると内容が気になる見出しになります。
- 甘いおやつを食べて痩せる
- 運動しなくても痩せられる
- 毎日たくさん食べても痩せられる
以上のように、検索意図を正確に読み取れていれば、先が気になる見出しを作れるので、記事を隅々まで読んでもらいやすくなります。
見出し作りにも検索意図を活用しましょう。
ちなみに、下記のポイントに注意すると魅力的な魅力的なブログの見出しが作れます。
- 見出しだけで内容が分かるようにする
- 読者の興味を引く言葉を選ぶ
- 具体的な数字を入れる
- 20文字以下でシンプルにまとめる
- 内容をイメージしやすい画像を見出しの下に入れる
- 読者の潜在的なニーズを見出しに含める
- 階層が深くなるほど詳細な内容を解説する
- 言葉尻を合わせる
ブログの見出し作りについてもっと詳しく知りたい人はこちらの記事が参考になります。
読者が知りたかった情報を漏れることなく本文に書いて生かす
どんなに魅力的なタイトルと見出しで呼び込んでも、知りたかった情報が本文に書かれていなければ、読者の役に立ちません。
検索意図から読み取った読者の知りたい情報は、漏れなく本文に書くようにしましょう。
ただし、読みやすい文章でなければ、理解しづらくて読者は離れてしまいます。
読みやすい文章にするコツは次のとおりです。
- 一文一義を心がける
- 主語と述語を合わせる
- 修飾語と被修飾語は近くに置く
- 句読点を適切に使う
- 同じ文末表現は2回まで
- 体言止めの多用は避ける
- 同じ単語を使いすぎない
- 「てにをは」を正しく使う
- 「こそあど」言葉を使わない
- 同じ助詞を連続で使わない
- 接続詞を正しく使う
- 箇条書きをうまく使う
- できるだけ簡単な表現に変える
- 適切なタイミングで段落を変える
- 誤字脱字に注意する
- 表記ゆれに注意する
- 漢字とひらがなの割合は3:7
- 不要な語句を削る
- 文体を統一する
- 一晩寝かせてから推敲する
読みやすい文章の書き方について詳しく知りたい人は、こちらの記事で解説しています。
また、読者を飽きさせない魅力的な文章を書きたいなら「修辞法」を学ぶのがおすすめです。
こちらの記事で修辞法について詳しく解説しているので参考にしてくださいね。
検索意図を読み取れるようになるための方法6選
日頃から練習していなければ、簡単には検索意図を読み取れません。
ここからは、検索意図を読み取れるようになる6つの方法を紹介します。
思考の裏側を読み取る癖をつける
検索意図を捉えるには、検索したユーザーが考えていることの裏側を読み取らなければいけません。
例えば、「ダイエット 失敗」というキーワードで検索するユーザーは、次のような顕在的なニーズがあると考えられます。
- ダイエットに失敗した原因を知りたい
- ダイエット失敗の典型的なパターンを知りたい
- ダイエット失敗から立ち直る方法が知りたい
その裏側には、下記のような潜在的なニーズを読み取ることができます。
- 自分のダイエット失敗の原因を具体的に知りたい
- 同じ失敗を繰り返さない方法が知りたい
- モチベーションを維持する方法が知りたい
- リバウンドを防ぐ方法が知りたい
- 自分に合ったダイエット方法を知りたい
- ダイエットを成功させるコツが知りたい
- ダイエット失敗経験者の体験談を参考にしたい
以上のように、キーワードの裏側にあるユーザーの潜在的なニーズを読み取ることが大切です。
潜在ニーズを読み取るためには、以下のようなことを考えてみるとよいでしょう。
- なぜこのキーワードで検索したのか
- 検索ユーザーはどんな人だと思うか
- どんな悩みや不安を抱えていると思うか
- どんな情報を求めていると思うか
- どんな解決策を期待していると思うか
普段から「なぜこのキーワードで検索したのだろう?」と考える癖をつけておきましょう。
ユーザー目線で考えることを習慣づけることで、思考の裏側を読み取る力が徐々に身についていきます。
マインドマップを使って深掘りする
マインドマップは、検索意図を深掘りするのに役立ちます。
具体的には次の手順で深掘りしていくといいでしょう。
- 中心にキーワードを書く
- キーワードから想定される検索意図を思いつく限り書き出していく
- 書き出した検索意図に「なぜ」と問いかけて答えを書き出す
- 書き出した答えにさらに「なぜ」と問いかけて答えを書き出す
- 何度も「なぜ」を繰り返して答えが出なくなるまで続ける
- 書き出された内容を見返して分かりやすいようにまとめなおす
マインドマップに書き出していくコツは次のとおりです。
- 思いついたことはどんどん書き出す
- パッと思いつかなければ次に移る
- 最初から綺麗にまとめようとしない
頭の中にあるものをどんどん書き出していくことで思考が整理されて洗練されていきます。
マインドマップを使いこなして検索意図を深掘りできるようになりましょう。
おすすめのマインドマップツールは「マインドマイスター」です。
マインドマイスターの使い方はこちらの記事で詳しく解説しています。
多くの記事を書く
検索意図を読み取れるようになるためには、実際に多くの記事を書いて身体と経験で覚えるのが一番です。
最初は、検索意図から外れた誰の役にも立たない記事を書いてしまうこともあるでしょう。
しかし、失敗を恐れずにどんどん記事を書いていくことで、検索意図を満たせる記事が分かるようになってきます。
「役に立つ記事を書く」という初心を忘れないようにして書き続ければ、自然と結果が出るようになるでしょう。
記事を書いて検索順位を追い続ける
書いた記事が、検索エンジンでどのように評価されているのか必ず確認するようにしましょう。
検索順位が上がれば、検索意図を満たしている証拠です。
逆に、検索順位が上がらないなら、読者のニーズを満たせていない可能性が高いです。
検索順位を継続的にチェックして、記事を改善していきましょう。
Googleサーチコンソールは無料で検索順位を確認できるのでおすすめです。
他にも、記事がどんなキーワードで検索されているか分かるのはサーチコンソールだけなので、有効に使っていきましょう。
まだGoogleサーチコンソールを設定していない人は、こちらの記事を参考にして設定してください。
ただし、サーチコンソールだけでは順位の変動を追いかけるのが難しいです。
お金は必要ですが、有料の検索順位チェックツールを導入することをおすすめします。
おすすめの検索順位チェックツールは次のとおりです。
GRCはMacでは使えないので、僕はRank Trackerを愛用しています。
Rank Trackerは、検索順位の確認だけでなく、キーワード選定や競合の調査にも使えます。
詳しくは別の記事で解説予定です。
上位表示されている記事を徹底的に分析する
上位表示されている記事は、検索意図を満たしている可能性が高いです。
そのため、上位表示されている記事を徹底的に分析すれば、検索意図を読み取る良い練習になります。
- どのような情報が書かれているのか
- 記事の構成はどのようになっているのか
- 見出しにはどのようなキーワードが使われているのか
細部まで分析しましょう。
上位10記事くらいまで分析するといいですよ。
上位表示されている記事から学ぶことは多いです。
記事構成作りやペルソナ設定など、SEO対策の基本となるので、迷ったら上位表示されている記事を見に行くようにしましょう。
できるだけ多くの人の悩みを聞く
検索意図を知るためには、人が抱えている悩みを知らなければいけません。
知らないことを想像するのはとても難しいです。
狙っているキーワードに関係する人だけでなく、できるだけ多くの人から悩みを聞いて、引き出しを増やしておくようにしましょう。
具体的には次のような方法がおすすめです。
- 知り合いに悩みを聞く
- インターネット上の悩み相談を見る
- アンケートを取る
生の声から学ぶことは多いです。
多くの人の悩みに触れて、一緒に解決策を考えられるようになりましょう。
まとめ:検索意図を捉えて人の役にたつ記事を書こう!
この記事では、ブログのSEO対策で重要な検索意図について解説してきました。
検索意図は次の4つのクエリに分けられます。
- Knowクエリ……「知りたい」という検索意図を含んだキーワード
- Goクエリ……「行きたい」という検索意図を含んだキーワード
- Doクエリ……「やりたい」という検索意図を含んだキーワード
- Buyクエリ……「買いたい」という検索意図を含んだキーワード
さらに、顕在的なニーズと潜在的なニーズにも分けられます。
検索意図がSEO対策で重要な理由は次の3つでした。
- Googleが提唱しているから
- 最後まで読んでもらえて滞在時間が伸びるから
- 検索意図を満たせたらモノが売れるから
検索意図を調べる方法として、次の7つを紹介しました。
- サジェストキーワードから読み取る
- 検索結果から読み取る
- ペルソナから考える
- Q&Aサイトを見る
- 取材する
- ツールを使う
- ChatGPTなどの生成AIを使う
さらに、ブログで生かしていく具体的な事例を5つ紹介しています。
- サイト設計に生かす
- ペルソナ設定に生かす
- 思わずクリックしたくなるタイトルを作るときに生かす
- SEO対策された記事構成を作るときに生かす
- 詳細が知りたくなる見出しを作るときに生かす
- 読者が知りたかった情報を漏れることなく本文に書いて生かす
最初から検索意図を正確に読み取ることはできません。
少しずつ読み取れるようになるための方法を5つ紹介しました。
- マインドマップを使って深掘りする
- 多くの記事を書く
- 記事を書いて検索順位を追い続ける
- 上位表示されている記事を徹底的に分析する
- できるだけ多くの人の悩みを聞く
検索意図は、SEOで成果を出すために欠かせません。
本当に求めているものを理解して、ぴったりのコンテンツを用意できれば、読者からもGoogleからも評価が上がります。
結果として検索順位が上がって、さらに多くの人にあなたの記事を読んでもらえるようになって悩んでいる人の役に立ちます。
あなたの記事を読んだ読者が、悩みを解決できたと喜んでくれたら嬉しいですよね。
誰かの役に立てば、きっとあなたのモチベーションにもつながるはずです。
検索意図を読み取るのは簡単ではありません。
でも、練習していくことで必ずできます。
「読者ファースト」を心がけて、記事を書いていきましょう。
検索意図とペルソナは密接な関係にあります。
ブログのペルソナ設定をする方法は、こちらの記事で解説しているので参考にしてください。
読み取った検索意図は、記事構成に生かすことで本領を発揮します。
記事構成の作り方は別の記事で詳しく解説予定です。
検索意図を反映した記事構成ができたら、読みやすい文章で書く必要があります。
基本的な読みやすい文章の書き方については、下の記事で詳しく解説しています。
ブログに特化した読みやすい書き方は別の記事で詳しく解説予定です。
「ブログについてもっと勉強したいな」と思った人には「ABCオンライン」がおすすめです。
ブログに特化したオンラインサロン「ABCオンライン」の評判について、現役会員の立場から詳しく解説しています。
この記事があなたの役に立てば幸いです。
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