「キーワード選定」ってなによ…なんか難しそう…
難しそうだし、気にせず記事書こうっと!
「キーワード選定」とは「記事を上位表示させるために適切なキーワードを選ぶこと」
ブログはキーワード選定が命です!
勢い強いわね……そもそも「キーワード」がよくわからないの。
キーワードとは、調べ物をするときにGoogleやYahooなどに入力する単語のことです。
記事のキーワード選定を雑にしてしまうと次のようなデメリットがあります。
- 検索結果の上位に表示されない
- ブログ記事の読者数が伸びない
- 検索意図とズレているのですぐに離脱される
- 仮に読んでもらっても稼げない
怖すぎない……?
大丈夫!3つのブログを運営しながら数多くのキーワード選定をしてきた僕が、具体的な手順を解説していきます。
できるだけ分かりやすく解説してね。
もちろん!ブログ初心者でも分かりやすいようにたくさんの画像を使って解説しますね。
この記事ではブログのキーワード選定について解説します。
- ブログのキーワード選定が重要な理由
- ブログのキーワードを選定する具体的な6ステップ
- 選定したキーワードの具体的な使い方
- 選定したキーワードを扱うときの代表的な2つの失敗例
- 厳しいキーワードでも記事を書いた方がいい2つの理由
- キーワード選定と合わせてやるべきこと
- キーワードを選定した後にやるべき2つのこと
この記事を読むメリットは次のとおりです。
- ブログ記事のキーワード選定のコツがわかる
- 狙うべきキーワードがわかる
- キーワード選定ツールの使い方が分かる
- 上位表示を狙えるようになる
- 読者数を増やせる
- ブログで稼げるようになる
この記事は次に当てはまる人におすすめです。
- ブログ初心者
- キーワード選定について知りたい人
- たくさんの読者に見てもらう方法が知りたい人
- キーワード選定の具体的な手順が知りたい人
- キーワード選定したあとはどうすればいいの?
キーワード選定はブログ運営のカギを握っています。
雑にキーワードを選んでいては、稼げるブログを作れません。
一度理解できれば、キーワード選定に難しいテクニックは必要ありません。
記事の後半ではキーワード選定したあとにするべきことも紹介しています。
少しでも良いブログを作りたい人は、ぜひ最後までご覧ください。
ブログのキーワード選定が重要な3つの理由
「キーワード選定」とは、読者(ターゲット)が検索しそうなキーワードを洗い出し、その中から検索上位を狙うキーワードを決めることです。
適当に記事を書いていても、読者の役に立つブログはできません。
キーワード選定が重要な理由は下記の3つです。
- 検索需要があるキーワードを選ぶため
- 読者の検索意図を知るため
- 戦えるキーワードを見つけるため
検索需要があるキーワードを選ぶため
いくらいい記事を書いても、見てもらえなければ意味がありません。
テキトーに考えたキーワードでは、誰にも検索されません。
キーワード選定をするときは、ある程度検索されているものを選ぶようにしましょう。
目安は月間検索ボリュームが50を超えるものです。
検索ボリュームとは
対象のキーワードで検索される数のこと。一般的に1ヶ月間で検索される数を指す。
ツールを使うことで検索ボリュームを簡単に調べることができます。
検索ボリュームが調べられる主なツール
- キーワードプランナ(無料)
- ラッコキーワード(有料)
キーワード選定の具体的手順の中で詳しく解説しているので参考にしてくださいね。
検索ボリュームが少なすぎるキーワードは、基本的には選ばないようにしましょう。
ユーザーの検索意図を知るため
キーワードを検索した目的が分からなければ、必要としている記事は書けません。
検索で上位に表示されるのは「検索ユーザーにとって有益な記事」です。
キーワード選定をする過程で「求められているもの」が分かるようになります。
上位表示される記事を書くために、キーワード選定で検索意図の確認は必ず行いましょう。
戦えるキーワードを見つけるため
キーワードによっては競合が強すぎるものがあります。
特に企業のサイトは、個人ブログに比べて信頼性や権威性があることからサイトが上位表示されやすいです。
Google の自動システムは、さまざまな要因に基づいて優れたコンテンツをランク付けするように設計されています。関連するコンテンツを特定した後、最も役に立つと判断されたコンテンツに高い優先順位を付けます。そのために、どのコンテンツが、エクスペリエンス(Experience)、高い専門性(Expertise)、権威性(Authoritativeness)、信頼性(Trustworthiness)、すなわち E-E-A-T の面で優れているかを判断するための要素の組み合わせを特定します。
引用 Google検索セントラル 有用で信頼性の高い、ユーザー第一のコンテンツの作成
検索上位が企業サイトばかりのキーワードで上位はキツイです。
ブログにとって必要な内容なら書く必要がありますが、できれば上位に表示させたいです。
狙うべきは「お宝キーワード」
お宝キーワードとは
検索ボリュームが少なく、競合サイトも少ないにもかかわらず、検索結果の上位に表示されやすく、かつ商品やサービスの購入につながりやすいキーワードのこと。
キーワード選定をしていると競合が少ない「お宝キーワード」を見つけられることがあります。
とはいえ、簡単にはお宝キーワードは見つかりません。
たとえお宝キーワードを見つけられなくても、少しでも戦えるキーワードを選びたいです。
キーワード選定で、少しでも戦えるあなただけのお宝キーワードを見つけましょう。
ブログのキーワードを選定する具体的な6ステップ
キーワード選定ってどうやるの?難しそう……
大丈夫!次の6ステップを一緒にやっていけば誰でもできます。
- ざっくりとキーワードを洗い出す
- ツールを使って関連キーワードを調べる
- 検索ボリュームを調べる
- キーワードを整理する
- 上位10サイトを調査する
- キーワードごとの検索意図を掴んでまとめる
本記事では、Googleキーワードプランナーを利用した無料でできる方法と、ラッコキーワードを利用した有料の方法を紹介しています。
おすすめはラッコキーワードで課金する方法ですが、解説を見て好みのやり方を真似してみてくださいね。
「前提知識」ブログ初心者が狙うべきキーワードの種類
早速キーワード選定に入りたいのですが、先にブログ初心者が狙うべきキーワードについて解説させてください。
キーワードは3種類に分けられます。
種類 | 検索ボリューム | キーワード例 | 競争率 |
---|---|---|---|
ビックキーワード | 10,000〜 | リュックサック | 高 |
ミドルキーワード | 1,000~10,000 | リュックサック おしゃれ | 中 |
ロングテールキーワード | ~1,000 | リュックサック おしゃれ レディース | 低 |
ズバリ!狙うべきは「ロングテールキーワード」です!
ロングテールキーワードとは、3語〜4語くらいのキーワードを組み合わせたキーワードです。
ロングテールキーワードの特徴は次のとおりです。
- 検索ボリュームは少なめ
- 競合が比較的弱い
- 読者の検索意図が絞られているので記事を書きやすい
例えば「リュックサック おしゃれ レディース」なら、次の検索意図が考えられます。
オシャレで女性向きのリュックサックが欲しい
「リュックサック」や「リュックサック おしゃれ」に比べて、読者の欲しい情報が限定されているので、ブログ初心者でも記事を書きやすいです。
上位表示も狙えるのでロングテールキーワードを探しましょう。
一方、ビックキーワードは検索ボリュームこそ多いですが、競合も強く上位表示は簡単ではありません。
検索意図も多岐にわたるので、ブログ初心者が読者を満足させられる記事を書くのは難しいでしょう。
キーワード選定では、ロングテールキーワードをメインに選んでいきましょう。
ざっくりとキーワードを決める
自分のブログのテーマから、読者が検索しそうなキーワードをざっくりと決めます。
ざっくりってどんな感じ?
1語か2語くらいのキーワードを、2〜3種類決めましょう。
この時点では、大雑把で大丈夫です。
- 看護師ブログ→看護師、病院
- 転職ブログ→転職、仕事、退職
- 育児ブログ→子育て、ワンオペ、習い事
ツールを使ってサジェストキーワードを調べる
次にツールを使って、決めたキーワードの「サジェストキーワード」を調べていきます。
サジェストキーワードってなにかしら?
サジェストキーワードとは「検索したキーワードと一緒に調べられているキーワード」のことです。
これね!本当に検索したかったキーワードがあったりするから便利なのよね。
サジェストキーワードは「ラッコキーワード」を使って調べます。
ラッコキーワードで「おしゃれ リュックサック」でサジェスト(Google)を検索。
以下の結果が表示されました。
「ラッコキーワード」はID登録せずに使用する場合は一日の検索ボリュームが5件までとなります。
無料で登録できるのでIDの登録だけはしておきましょう。
ラッコキーワードのID登録に必要なものはメールアドレスだけです。
検索ボリュームを調べる
検索ボリュームを調べる方法は次の2通りです。
- Googleキーワードプランナーを使う(無料)
- ラッコキーワードで課金する(有料)
おすすめはラッコキーワードで課金する方法ですが、月440円〜必要になります。
1つずつ丁寧に解説するので、合った方を選んでくださいね。
Googleキーワードプランナーを利用する方法
サジェストキーワードを「Googleキーワードプランナー」に入力して、検索ボリュームを調べます。
先ほどのラッコキーワード画面右上の「全キーワードコピー(重複除去)」を選択し、キーワードをコピーします。
Googleキーワードプランナーにログインして「検索のボリュームと予測のデータを確認する」を選択
ラッコキーワードでコピーしたキーワードを、Googleキーワードプランナーにペーストして「開始する」をクリック
最初に表示されたページのままでは見にくいので「月間平均検索ボリューム」を選択。
これでキーワードごとの検索ボリュームが分かりやすくなりました。
初期の状態では、上記画面のように検索ボリュームは100〜1,000などざっくりの表示になっています。
一桁単位まで詳細な検索ボリュームが調べたい場合は、Google広告に出稿しましょう。
※最低でも数百円はかかります。
ラッコキーワード(有料)を利用する方法
Googleキーワードプランナーなら無料で検索ボリュームを調べられますが、僕はおすすめしていないです。
Googleキーワードプランナーをおすすめしない理由は次のとおりです。
- いちいちコピーして画面を別で開いてペーストするのが面倒
- キーワードをクリックしてもそのまま検索できない(ラッコキーワードならできる)
一言でいうとめんどくさいです……
ラッコキーワードの有料版だとサジェストプラスを利用可能です。
- サジェストプラスとは
-
ラッコキーワードの有料版で利用できる機能で、より多くのキーワードを取得可能。
月間検索数、CPC、競合性などのデータをワンボタンで取得できる。
サジェストプラスからなら「ワンボタンで検索ボリュームを調べる」ことができます。
めっちゃ簡単ね……
めんどくさがり屋でも大丈夫!
ただし、検索ボリュームを調べられる回数はプランごとに決まっているので注意してください。
僕はライトプランを年間契約しています。
ラッコキーワードの有料版には、関連キーワードの検索・検索ボリューム調査以外にも便利な機能がたくさんあります。
ラッコキーワードについては別記事で詳しく解説する予定です。
ラッコキーワードの有料版は、1ヶ月734円で試すことができます。
ま:まずは1ヶ月試してみて、よければ年間プランで契約するといいでしょう。
※年間プランなら40%オフになるためお得です。
キーワードを整理する
キーワードを整理して執筆する記事や優先順位を決めていきます。
下記の2つに当てはまるキーワードを除きます。
- 検索ボリュームが少なすぎるもの
- ブログの方向性に合わないもの
キーワード整理も「Googleキーワードプランナー」を使う方法と「課金したラッコキーワード」を使う方法があります。
両方解説していくので、やりやすい方でやってくださいね。
Googleキーワードプランナーでキーワードを整理する方法
検索ボリュームを調べた画面を表示する
「ダウンロードボタン」を選択し「Googleスプレッドシート」をクリック。
「ダウンロード」をクリック
Googleスプレッドシートに保存されたデータを開く。
必要な項目以外を削除する
必要な項目は下記の2つです。
- Keyword(キーワード)
- Avg.monthlysearches (月間検索ボリューム)
必要な項目だけにすると、次の画面になります。
だいぶシンプルになったわ
さらに整理して、もっと見やすくします。
検索ボリュームの列を選択して「降順でシートを並べ替え」をクリック。
検索ボリュームが50に満たないものを行ごと削除する
コンセプトに合わないものを削除する
今回のテーマは「おしゃれなレディースのリュックサック」なので、「メンズ」や「通学」「キッズ」といったワードは必要ありません。
お疲れ様でした!これでキーワードプランナーを使ったキーワード整理は完了です。
結構大変ね…
慣れるまでは少し手間かもしれませんね。
ラッコキーワードの有料プランでやる方法
ラッコキーワードに課金してやる場合「ラッコキーワードで完結させる」方法と「スプレッドシート」を使う2つの方法があります。
スプレッドシートを使う場合は、下記のサジェストプラスの画面から「CSV」をクリックしてダウンロードします。
GoogleスプレッドシートでCSVファイルを開いて「Googleキーワードプランナーでやる方法」と同じように検索数やコンセプトに合わせて必要のないキーワードを削除します。
ただし、正直めんどくさいので非推奨です。
個人的にはこれから紹介するラッコキーワードで完結させる方法がおすすめです。
「月間検索数」をクリックして、検索数が10未満のキーワードを除く
10を入力して「確定」を押せば、検索数が10未満のキーワードを除けます。
月間検索数の矢印をクリックして、検索数が多い順に並び替える。
見やすいように検索数が多い順に並び替えます。
順番が変わった。
※好みに応じて、CPCが高いor低い、競合性が高いor低い順にワンボタンで変更できるので適宜変えていきましょう。
- CPCとは
-
Google検索で検索上位に掲載するために必要な広告単価。
ラッコキーワードではドルで記載されている。
数値が高いほど収益性が高いキーワードとなる。
- 競合性とは
-
Google検索広告の競合性を0〜100で表している。
高いほどたくさんの企業などが広告を出しているといえる。
「キーワード」をクリックして「除外するキーワード」にテーマに関係ないキーワードを入力して「確定」をクリックする。
残っているキーワード数が少ない場合は必要ありませんが、多いときはコンセプトと関係のないキーワードを除外します。
今回のテーマは「おしゃれなレディースのリュックサック」なので「メンズ」や「キッズ」のキーワードを除外していきます。
検索されていて「おしゃれなレディースのリュックサック」に関係ありそうなキーワードが残りました。
次のステップでさらに厳選していきます。
検索して上位10サイトを調査する
整理したキーワードで検索して、上位表示されるサイトをチェックしていきます。
ライバル調査ってことね。でも候補のキーワードがまだたくさんあるのに、ひとつひとつ入力して全部確認するの・・・?
大丈夫です。無料SEOツールの「ゲットキーワード」を使えば、入力したキーワードの上位サイト一覧とそのサイトの強さを調べることができます。
ゲットキーワードの使用には、メールアドレスでアカウント登録が必要です。
ゲットキーワードでは下記の機能が使えます。
- サジェストワードと検索ボリューム、広告単価や競合性の取得
- 独自ツールによるSEO難易度とYMYL度の推定
- 上位10サイトのドメインパワーとページパワーの取得
- 再検索ワードの取得
- キーワードを網羅的に把握できる再検索マップの取得
- キーワードに関連した質問文の取得
- 同時にヒットするキーワードの取得
- キーワードごとのペルソナをAIが提示
今回は「上位10サイトのドメインパワーとページパワーの取得機能」を利用します。
※ゲットキーワードについては別の記事で詳細を解説予定です。
- ドメインパワーとは
-
「サイトのドメインが検索エンジンからどの程度評価されているか」を示す指標。
ドメインパワーが高いと上位表示されやすくなる。
Googleなどの検索エンジンがサイト全体の信頼度を数値化したもので、次の要素をもとに数値化される。
- 質の高いコンテンツが掲載されている
- 定期的に更新されている
- 被リンク数が多い
- サイトの運営期間
「ドメインオーソリティ(DA)」や「ドメインレーティング(DR)」といった名前で表されている場合がある。
- ページパワーとは
-
「ページが検索エンジン(GoogleやYahoo)からどれくらい評価されているか」を示す指標。
ページパワーが高いと上位表示されやすい。
ドメインパワーと同様に下記の要素などをもとに数値化される。
- コンテンツの質が高い
- 最新の情報を扱っている
- 他のサイトからリンクされている
「ページオーソリティ(PA)」と表示されている場合がある。
ゲットキーワードを開いて「リュックサック おしゃれ レディース」を検索窓に入力
出てきたキーワードの中から、「リュック おしゃれ レディース」をクリック
下記の画面が表示されます。
下にスクロールすると上位10サイトのドメインパワーとページパワーが表示されます。
※キーワード次第で表示されるサイト数が10以下になることがあります。
DA=ドメインパワーのことで、PA=ページパワーのことで、数値が高いほど強いと思ってください。
ドメインパワーとページパワーを見て、競合が弱いキーワードを見つけるわけね。
上位サイト調査にあたり、ドメインパワーとページパワー以外にも確認してほしいことがあります。
上位サイトを調査するときは、次の4点を確認します。
上位10サイト確認ポイント
- ドメインパワー
- ページパワー
- 運営者の属性
- コンテンツの質
ドメインパワー
0〜100で表され、100に近いほど強いサイトとなり、評価の目安は下記になります。
ドメインパワー | レベル | 特徴 |
---|---|---|
10未満 | 初心者 | SEO評価が非常に低く検索上位に表示されにくい。 |
10〜20 | 初級 | ロングテールキーワードなら上位表示が可能。 |
20〜40 | 中級 | ミドルキーワードでも上位表示可能。成功している個人に多いレベル帯。 |
40〜60 | 上級 | 競争の激しいキーワードでも上位表示が可能。あらゆる記事で上位表示しやすい。法人化したブロガーに多い。個人で到達するのは厳しい。 |
60以上 | トップレベル | どんな記事でも検索上位に表示されるようになる。基本は法人サイトのみで、個人が到達するのは困難。 |
90以上 | 神の領域 | YouTubeやFacebookなどのグローバルなサービスと同等。個人で到達することは不可能。 |
経験則としては、ブログ初心者が戦えるキーワードは「10サイトのうちほとんどが20以下のキーワード」です。
多少競合が強いキーワードでも書かなければいけないときもありますが、全体の数値が高すぎないキーワードを選ぶ方がいいでしょう。
最低でも、上位に20以下のサイトが1つ以上含まれているかは確認しておきましょう。
ちなみに今回調べた「リュック おしゃれ レディース」のキーワードだと、一番低いものでも69以上と高いものばかりなので、ブログ初心者が戦うには厳しいキーワードといえます。
ページパワー
ドメインパワーと同様に、ページパワー(PA)も100に近いほど強いページとなります。
経験則としては、ドメインパワーに比べて重要度は下がる印象です。
低いページパワーでも、高いドメインパワーで上位表示されているものもあります。
とはいえ、重要な指標の一つであることは事実です。
狙うキーワードで上位表示されているページパワーは必ず確認しておきましょう。
ドメインパワーが低くても、高いページパワーで強い競合と競り合っている記事はたくさんあります。
たくさんの読者を満足させる良質な記事を書けば、自然とページパワーは上がっていくので、頑張ってコンテンツの質を上げていきましょう。
運営者の属性
運営者の属性ってなにを調べればいいの?
運営している人が個人なのか法人なのかを確認しましょう。
一般的に法人が運営するブログの方が、信頼性や権威性が高いため上位表示され安くなります。
Google の自動システムは、さまざまな要因に基づいて優れたコンテンツをランク付けするように設計されています。関連するコンテンツを特定した後、最も役に立つと判断されたコンテンツに高い優先順位を付けます。そのために、どのコンテンツが、エクスペリエンス(Experience)、高い専門性(Expertise)、権威性(Authoritativeness)、信頼性(Trustworthiness)、すなわち E-E-A-T の面で優れているかを判断するための要素の組み合わせを特定します。
引用 Google検索セントラル 有用で信頼性の高い、ユーザー第一のコンテンツの作成
狙っているキーワードの上位10サイトが、企業のブログばかりなら避けておく方がいいでしょう。
逆に上位のほとんどが上位のキーワード狙い目です!
コンテンツの質
自分が上位の記事よりも分かりやすくて、読者が満足できる記事を書けるのか確認してくださいね。
記事を読むときは、次の要素を確認するといいでしょう。
- 誤字脱字がなく読みやすい文章か
- 読者にとって読みやすい配慮がされているか
- 情報が分かりやすくまとめられているか
- 図解や表を使って分かりやすくしているか
- 文字数
なにより「読んでいて不快感を感じないか」が一番重要です。
読者にとって、過不足のない記事が上位に並んでいるなら厳しい戦いになることでしょう。
紹介した方法の注意点として、ゲットキーワードには利用制限があります。
種類 | SMS認証未完了 | SMS認証済み |
---|---|---|
検索Volあり | 月10回まで | 月40回まで |
検索Volなし | 1日に10回まで | 1日に10回まで |
キーワード難易度ツール | 月2回利用可能 (1回あたり50ワードまで) | 月20回利用可能 (1回あたり50ワードまで) |
僕は「RankTracker」の有料プランも併用しています。
Rank Trackerとは、設定したキーワードの検索順位を確認できるSEO検索順位チェックツールです。
RankTrackerでは、下記の機能が使えます。
- キーワードの検索順位チェック
- キーワードの検索ボリュームチェック
- 競合の分析
- キーワードごとの検索結果分析(SERP分析)
Rank Trackerの「SERP分析」を利用すれば、上位50サイトのドメインパワーやページパワー、被リンクの数などが分かります。
ブログで稼いでいきたいなら必ず必要になるツールです。
料金は為替の相場によって変動しますが、年間2万円弱で利用できます。
1ヶ月2,000円かからないので、本気で稼ぎたい人は導入を検討してください。
※無料でも利用できますが、多くの制限がかかっています。
Rank Trackerの詳しい内容については、別の記事で紹介予定です。
キーワードごとの検索意図をまとめる
検索意図とは「ユーザーが検索した目的やニーズのこと」です。
検索意図は大きく4つに分けられます。
- Knowクエリ: 情報を知りたいという意図のキーワード。
- Goクエリ: 特定のウェブサイトや場所に行きたいという意図のキーワード。
- Doクエリ: 実際に何かを行いたいという意図のキーワード(例:料理のレシピ検索)。
- Buyクエリ: 製品やサービスを購入したいという意図のキーワード。
検索意図は実際にGoogleで検索して、上位サイトを眺めて確認します。
Googleは「検索ユーザーに最高の検索体験をしてもらうこと」を最大の目標としています。
Google の自動ランキング システムは、検索エンジンでのランキングを上げることではなく、ユーザーにメリットをもたらすことを主な目的として作成された、有用で信頼できる情報を検索結果の上位に掲載できるように設計されています。
引用 Google検索セントラル 有用で信頼性の高い、ユーザー第一のコンテンツの作成
上位表示される記事の共通点が、検索意図である可能性が高いです。
上位の記事をじっくり分析してみましょう。
ただし、キーワードによっては上位の検索結果に統一性がない場合があります。
上位に共通点を見つけられなかったときは、検索ユーザーの目線に立って考えてください。
検索ユーザーの目線に立つために、ペルソナの設定をするのがおすすめです。
- ペルソナとは
-
商品やサービスなどのターゲットの具体的な人物像を定義したもの。
マーケティング戦略やコンテンツ制作に役立てることを目的とする。
ペルソナについては別の記事で詳しく解説する予定です。
おおよそ上位10サイトくらいを確認して検索意図が分かれば、スプレッドシートなどの表にまとめましょう。
僕はマインドマップを使ってまとめています。
- マインドマップとは
-
アイデアや情報を視覚的に整理し、理解や記憶を助けるためのツール。
核となる概念を中心に置き、そこから放射状に枝分かれする形で関連アイデアやキーワードを配置。
情報を構造的かつ直感的に理解しやすくする。
僕も使っているおすすめのマインドマップツール「マインドマイスター」については、こちらの記事で解説しています。
マインドマップでブログ記事を効率よく書く方法も解説しています。
興味がある人はご覧になってくださいね。
これでキーワード選定は完了です。
キーワード選定って、とっても大変なのね・・・
慣れるまでは大変かもしれませんが、ブログで成功するために避けては通れないポイントです。
少しずつ慣れていきましょうね。
選定したキーワードの適切な使い方3選
キーワードを選定すれば、実際に書くキーワードを決めて記事を書いていきます。
具体的なブログ記事を書く手順については別の記事で紹介予定です。
ここからは、キーワードの有効な使い方について解説します。
次の3点を意識してください。
- タイトルタグには必ず含める
- 見出し(h2/h3…)にはできるだけ含める
- メタディスクリプションには違和感の無い範囲で使う
タイトルタグには必ず含める
タイトルタグってなにかしら?
検索したときに表示される記事のタイトルのことですよ。
タイトルタグに含めるときは下記の5点に注意しましょう。
- 狙うキーワードは必ず含める
- ユーザーに見てほしいワードはできるだけ左に寄せる
- タイトルが不自然にならないようにする
- 検索ユーザーが思わずクリックしたくなるタイトルにする
- タイトルの文字数は36文字以下にする
タイトルは検索ユーザーが最初に見るポイントです。
キーワードを含めながらも魅力的なタイトルにするのが「腕の見せどころ」ですよ!
見出し(h2/h3…)にはできるだけ含める
当ブログでは下記のような見出しを使用しています。
WordPressテーマによってデザインに違いがありますが、ラインが引いてあったりして目立ちやすいのが特徴です。
Google公式でも見出しの重要性について取り上げられています。
わかりやすい見出しを使用して重要なトピックを示すと、コンテンツの階層構造が作成され、ユーザーがドキュメント内を移動しやすくなります。
引用 Google検索セントラル 見出しタグを使用して重要なテキストを強調する
見出しには次の大切な役割があります。
- 文章を区切って読みやすくする
- 書かれている内容を読者が理解しやすくなる
- Googleが記事の内容を理解しやすくなり、SEO評価が上がりやすい
見出しにキーワードを入れるときは次の3点に注意しましょう。
- できるだけキーワードを含める
- 見出しだけでコンテンツの内容が分かるようにする
- H2の詳細をH3で解説する階層構造を意識する
タイトルと比べると、無理にキーワードを含める必要はありません。
自然にかつ分かりやすい見出しにするよう心がけましょう。
読者が思わず読みたくなる魅力的なブログの見出しの作り方は、下の記事で詳しく解説しています。
メタディスクリプションには違和感のない範囲で使う
メタディスクリプションとは、記事の内容を100文字程度でまとめた文章のことで、検索結果画面で記事タイトルの下に表示されます。
メタディスクリプションの役割は次のとおりです。
- 検索ユーザーの興味をひいてクリック率を上げる
- ユーザーがイメージした記事内容とのギャップを埋めて滞在時間を増やす
メタディスクリプションの内容は検索結果に影響しないとGoogleが公表しています。
And it’s worth noting that while accurate meta descriptions can improve clickthrough, they won’t affect your ranking within search results.
(日本語訳)また、正確なメタディスクリプションはクリックスルーを向上させる可能性がありますが、検索結果内でのランキングには影響しないことに注意してください。
引用 Google検索セントラルブログ
影響しないとはいえ、検索キーワードと一致していると太字で表示されます。
違和感のない範囲でキーワードを含めるようにしましょう。
メタディスクリプションを書くときは次のポイントを押さえるといいですよ。
- できるだけキーワードを含める
- 80文字程度にする
- 重要な内容ほど前半に含める
- 記事の内容を簡潔にまとめる
- ユーザーの検索意図を満たせる内容にする
選定したキーワードの間違った使い方2選
せっかく選んだ魅力的なキーワードも、間違った使い方をすると台無しです。
代表的な2つの失敗例を紹介するので注意してくださいね。
キーワードの多用に注意
時間をかけて選んだキーワードなので、ついついたくさん使いたくなります。
しかし、キーワードを多用した記事には次のデメリットがあります。
- 不自然な文章になって読みにくくなる
- 必要な情報が含まれづらくなりコンテンツの質が下がる
Googleの公式でもキーワードの多用は避けるべきとしています。
避けるべき事項
・キーワードだけを羅列した説明を記載する。
引用 Google検索セントラル
無理にキーワードを含めなくても、検索ユーザーのニーズに応えていれば、狙ったキーワードで上位表示は可能です。
キーワードは使いすぎず、適切な使用にとどめましょう。
1記事に複数のキーワードを含める
1記事で狙うキーワードは1つだけに絞りましょう。
1つの記事に情報を詰め込みすぎても、検索ユーザーのニーズを満たすことはできません。
「ブログ キーワード選定」で検索して見つけた記事で、ブログの始め方が解説されていても困りますよね?
複数のキーワードを含めた記事は、Googleにとっても内容が分かりづらくなり、上位表示が難しくなります。
サイト単位では多くの情報を取り扱っている方が好ましいですが、記事単位では1つの情報に特化して紹介するようにしましょう。
厳しいキーワードでも記事を書いた方がいい2つの理由
強い競合がいないキーワードだけを狙って記事を書くわね!
実は上位表示が厳しいキーワードでも記事を書いたほうがいいんです。
え?時間の無駄じゃない?
厳しいキーワードでも書いた方がいい理由は次の2つです。
- 収益に直結する記事だから
- 読者の悩みを解決するために必要な記事だから
収益に直結する記事だから
収益性が高いキーワードは競合サイトが強いです。
みんな稼ぎたいから仕方ないですよね……
しかし、競合が強いからといって、収益につながる重要な記事を書かないわけにはいきません。
でも、上位表示できないなら見てもらえないから意味ないんじゃないの?
次の2つの方法で記事に誘導できますよ。
- 内部リンクを使う
- SNSを使う
内部リンクを使う
同じブログの他の記事に誘導するリンクのことを「内部リンク」といいます。
転うぇぶだと下の画像みたいなのを内部リンクといいます。
競合の弱いキーワードで読者を集めて、収益が狙える記事に飛んでもらえれば、競合の強い記事にも読者を集めることができます。
注意点は「読者の悩みを解決する1つの手段として収益が狙える記事を紹介する」ということです。
全く関係のない記事を紹介されても読者は困ります。
SEO評価も下がる可能性が高いので、関連した記事を紹介するようにしましょう。
記事同士の繋がりをスムーズにさせるには、初期段階のサイト設計が重要です。
サイト設計で「ブログの全体像をあらかじめ決めておく」ことができれば、あとから記事同士の繋がりを気にする必要はありません。
ブログのサイト設計のやり方については、下の記事で詳しく解説しています。
SNSを使う
SNSとブログは最高の組み合わせです。
SNSとブログの特徴を表にまとめました。
項目 | ブログ | SNS |
---|---|---|
主な特徴 | 情報がストックされる(長期間アクセス可能)。 多数の記事投稿と内部リンク設置が可能。 検索エンジン経由で過去記事もアクセスしやすい。 カスタマイズ自由度が高い。 アカウント凍結リスクが低い。 | コミュニケーションと信用の構築に適している情報が流れるスピードが早い。 定期的な発信が必要速報性が高く拡散性もあり画像や動画が必須。 |
メリット | 一度の投稿で長期間のアクセスが見込める。 検索エンジンでの露出が高い。 独自のデザインや機能の実装が可能。 | 即時性と拡散力が高い。 視覚的な情報発信が可能。 双方向のコミュニケーションがしやすい。 フォロワーによる即時のフィードバック。 |
デメリット | 検索エンジンに反映されるまでに時間がかかる。 情報が古くなると記事の修正が必要。 投稿に時間がかかる場合がある。 | 新しい情報を頻繁に発信する必要がある。 過去の投稿が探しにくい炎上のリスクが高い。 |
向いている利用法 | 専門的な技術や情報の提供。 SEO対策を通した情報発信。 長文や詳細な情報の共有。 | 見栄えの良い商品やサービスの紹介。 イベントやキャンペーンの告知。 顧客との双方向コミュニケーション。 |
SNSの弱いところはブログが、ブログの弱いところはSNSが。
お互いの弱点を補いながら強みを活かせるので使わない手はないです。
最近は個人がSEOで戦うのが非常に厳しくなっています。
収益性の高いキーワードは企業のサイトばかりです……
SNSは個人でも企業と同じレベルの集客ができる貴重なツールです。
お金をかけずに始められるので、必ず取り組んでいきましょう。
おすすめのSNSは次の2つです。
- X(旧Twitter)
両者ともに独自の強みや特徴があります。
- X(旧Twitter)の強み
-
- 広範なユーザーベース…世界中で多くのユーザーを有し、異なる分野の人々が参加。
- リアルタイムの情報伝達…瞬時に情報を発信・共有できるプラットフォーム。
- ハッシュタグとトレンド…ハッシュタグを活用したトレンドや話題の追跡が行える。
- 公共人物や有名人の参加…多くの有名人や公共人物がTwitterを利用し、彼らの発信が簡単にアクセス可能。
- オープンなコミュニケーション…異なるユーザー同士がオープンで直接的なコミュニケーションが可能。
- Instagramの強み
-
- 視覚的なプラットフォーム…写真と動画を中心とした視覚的なプラットフォームで、ユーザーは美しく魅力的なコンテンツを共有。
- ユーザーエンゲージメント:…いいねやコメントなどのインタラクションが盛んで、ユーザー同士のコミュニケーションが活発。
- ストーリーズ機能…一時的なコンテンツをシェアできるため、リアルタイムな出来事や瞬間的な情報の共有が可能。
- ハッシュタグと検索機能…ハッシュタグを活用してトレンドや特定のテーマのコンテンツを見つけやすく、検索機能が強力。
- ビジネス向け機能…企業やクリエイター向けにビジネスアカウントに設定できる機能を提供し、分析ツールや広告プラットフォームも充実。
自分のブログコンセプトに合ったSNSを利用するようにしてくださいね。
WebライターやブロガーのSNSへの取り組み方については別の記事で解説予定です。
読者の悩みを解決するために必要な記事だから
ブログに求められるのは次の1点だけです。
「そのブログを見ることで悩みが解決するか」
上記を満たすためには、読者にとって必要ならば競合が強いキーワードでも書かなければいけません。
ブログ全体で読者の大きな悩みを解決できるようにしましょう。
例えば「転うぇぶ」では「未経験で専業主婦の転勤族の妻でも、Webライターをやることで月5万円以上稼いで自由な生き方を手に入れる」ことをコンセプトとしています。
未経験からWebライターで稼ぐためのステップは次のとおりです。
- ブログを開設する
- 10記事くらい書いて書くこととWordPressに慣れる
- Webライターの案件に応募する
- ひたすら記事を書いていく
- さらに稼ぐために特化させていく
各ステップの具体的な方法を解説していますが、中には競合が強すぎるキーワードもあります。
例えば「ブログの始め方」は競合が強すぎて、個人ブログでは勝てません。
ですが「ブログの始め方」の記事がないと、読者はブログを始めることができず困ってしまいます。
ブログ全体で読者の悩みを解決するために必要な記事は必ず書きましょう。
読者にとって必要なら内部リンクなどで誘導すれば必ず見てもらえます。
キーワード選定と合わせてやるべきサイト設計
キーワード選定とサイト設計は、必ずセットで考えましょう。
サイト設計とは「サイトの全体像を決めること」です。
ブログ運営では次の3つを考えます。
- 読者のどんな悩みを解決するか
- どんな方法で解決するか
- 解決するために必要なものは何か
上記の3つをもとにして、さらに次の5つを確定させていきます。
- ブログのコンセプト
- 記事のカテゴリー
- 紹介する商品やサービス
- 必要な記事の洗い出し
- 内部リンクのつながり
なんだか大変そうでめんどくさいわ……
サイト設計をちゃんとやると、次のメリットがありますよ。
- ブログのコンセプトがはっきりする
- 読者の深い悩みを解決できる
- ブログ全体で売りたい商品が決めやすい
- 紹介する商品が売れやすくなる
- 書くべき記事に悩まなくなる
- 滞在時間が伸びてSEOに強いサイトになる
- 全体像がイメージできるから挫折しにくくなる
- ブログ運営で失敗しにくくなる
早く頭の中にあるアイデアや書きたいことを形にしたいと焦る気持ちもわかりますが、ここは丁寧にやっておきましょう。
サイト設計は奥が深いです。
「ブログのサイト設計の具体的な手順」については、下記の記事で詳しく解説しています。
サイト設計を行わないと、必ずブログ運営は行き詰まります。
キーワード選定と合わせて絶対に行うようにしてくださいね。
キーワード選定して記事を書いたらやるべき2つのこと
キーワード選定をして記事を書いたら次の2つを行いましょう。
- 検索順位の確認
- 関連記事の充実
検索順位の確認
書いた記事の順位は必ず確認しましょう。
記事の修正を重ねて、さらに検索上位を狙っていきます。
検索順位を確認する方法は次の2つです。
- 実際にキーワードを検索して調べる
- 検索順位確認ツールを使う
手動で1つずつやってもいいですが、記事数が増えるほど途方もない時間がかかってしまいます。
おとなしくツールを使いましょう。
無料で使える検索順位確認ツールは次のとおりです。
- 検索順位チェッカー
- Googleサーチコンソール
- SEOチェキ!
特にGoogleサーチコンソールでは、順位確認以外に「どんなキーワードで検索されているか」も分かります。
ページごとの検索キーワードやクリック数、掲載順位も分かります。
Googleサーチコンソールだけでいいんじゃない?
サーチコンソールでは自分のブログしか分析できません。
例えばRank Trackerでは、競合サイトを登録して検索順位を追いかけることができます。
検索順位は競合サイトとの相対評価で決まります。
Rank Trackerなら、競合サイトの主要キーワードなどもわかるのでSEOで有利に戦えます。
本気で稼ぎたいならRank Trackerの導入をおすすめします。
Rank Trackerについては別記事で詳しく解説する予定です。
関連記事の充実
キーワード選定で洗い出したキーワードのリストを活用して関連記事を充実させましょう。
1つの記事だけでは解決できない悩みも、複数の記事なら解決できます。
ブログのコンセプトに合った記事が増えてくれば、多くの悩みを解決できると判断されて、SEO評価も上がりやすいです。
ただし、ブログのコンセプトと合わない記事はあまり書かないようにしましょう。
たくさんの悩みを解決できるブログは稼げるブログです。
多くの人に読んでもらえるよう、キーワードリストを参考にして必要な記事はどんどん書いていきましょう。
キーワード選定でよくある質問
ここからはよくある質問にズバッとお答えしていきます。
メタディスクリプションに選定したキーワードはいらない?
結論から言うと、メタディスクリプションにもキーワードは入れるべきです。
Googleの公式サイトで、メタディスクリプションは検索順位に影響しないと公表されています。
また、正確なメタディスクリプションはクリックスルーを向上させる可能性がありますが、検索結果内でのランキングには影響しないことに注意してください。
引用 Google検索セントラルブログ
しかし、メタディスクリプションは記事を開く前に内容を確認できる唯一のポイントです。
実際に検索ユーザーの多くがメタディスクリプションを見てからサイトをクリックしています。
さらに、キーワードと一致していると太字で表記されるので目立ちます。
違和感のない範囲でキーワードを入れるようにしましょう。
具体的な方法はこの記事で紹介しています。
おすすめのキーワード選定ツールは?
次の3つがおすすめです。
- ラッコキーワード
- ゲットキーワード
- Rank Tracker
基本はラッコキーワードを使いながら部分的にゲットキーワードとラッコキーワードで補うのがおすすめですよ。
具体的なキーワード選定の手順についてはこの記事の中で紹介しています。
ラッコキーワードについては別記事で詳しく解説する予定です。
上位表示が厳しそうなキーワードでも記事を書くべき?
次の2つの理由で書いたほうがいいです。
- 収益に直結する記事だから
- 読者の悩みを解決するために必要な記事だから
どんなに厳しいキーワードでも、必要な記事なら書かなければいけません。
例え上位表示されなくても、関連記事からの内部リンクで読んでもらうことはできますよ。
詳しい解説はこの記事で解説しているので参考にしてください。
キーワード選定で参考になる書籍は?
おすすめは次の3冊です。
ブログライティングの教科書
中島大介氏著『ブログライティングの教科書』は、ブログ記事の書き方の全てを包括的に指南する書籍です。
キーワード選定で参考になる内容はもちろん、これ一冊で初心者がブログライティングを始められるまでの知識を一通り身につけられるようになっています。
- ブログのターゲットや目的の設定方法
- 検索エンジンのアルゴリズムの理解
- キーワード選定と検索意図の把握
- 記事構成の練り方
- 読みやすい、ファンを作る文章の書き方
タイトル通り「ブログライティングの教科書」となっています。
沈黙のWebライティング —Webマーケッター ボーンの激闘—
『沈黙のWebライティング —Webマーケッター ボーンの激闘—』は、Webライティングの基本から応用までを網羅する指南書です。
特にSEOを意識したWebライティングの重要性が強調されており、ブログやWebサイトで収益化を目指す人々にとって実践的なガイドとなっています。
初心者から上級者まで、幅広い読者層に適しており、マンガ風のストーリー仕立てで、読みやすいのも特徴の一つです。
この本を読めば「キーワード選定」の重要性が分かり、ブログ全体のSEO評価を上げていく方法が理解できます。
ちょっと分厚いのがデメリットですが、一度読んでおいて損はないのでまだ読んでいない人は読んでみてください。
両方見ましたが中身はほとんど変わりません。せっかくなので、情報の新しい方を買いましょうね。
沈黙のWebライティング —Webマーケッター ボーンの激闘— アップデート・エディション
マクサン式Webライティング実践スキル大全
『マクサン式Webライティング実践スキル大全』は、Webライティングの基本から応用までを詳細に解説した、マクリン氏とサンツォ氏による共同著作です。
この本では、ブログやウェブサイトの文章作成における効果的なテクニックや戦略が、具体的な事例と共に紹介されています。
キーワード選定の具体的な手順も紹介されています。
ブログのプロが教えるWebコンテンツの具体的な運営方法が知りたい人は一読の価値ありです。
まとめ:適切なキーワード選定で検索上位を狙おう!
この記事では、ブログのキーワード選定について解説してきました。
ブログのキーワード選定が重要な理由は次の3つです。
- 検索需要があるキーワードを選ぶため
- 読者の検索意図を知るため
- 戦えるキーワードを見つけるため
ブログのキーワードを選定する具体的な6ステップを解説しました。
- ざっくりとキーワードを決める
- ツールを使って関連キーワードを調べる
- 検索ボリュームを調べる
- キーワードを整理する
- 上位10サイトを調査する
- キーワードごとの検索意図を掴んでまとめる
キーワード選定には次の3つのツールがおすすめです。
- ラッコキーワード
- Rank Tracker
- ゲットキーワード
選定したキーワードの具体的な使い方や失敗例、合わせてやっておきたいサイト設計についても解説しました。
稼げるブログを本気で運営するなら、始める前から多くのタスクをこなしていかなければいけません。
- ブログの開設や設定
- ブログテーマ決め
- キーワード選定
- サイト設計など
初心者にとっては果てしなく長い道のりに感じてしまうことでしょう。
しかし、最初にしっかりと骨組みを作ってしまえば、収益化に向けて迷わず進むことができます。
「転うぇぶ」では本気で稼げるブログを始めたい初心者に向けて道案内をしています。
僕がついているので、一緒に楽しく前進していきましょう。
WordPressブログの解説方法は、下記の記事で詳しく解説しています。
適切なサイト設計は、ブログ運営のカギを握っています。
選定したキーワードは見出しに含めることでSEO対策になります。
SEO対策も考えた読者にとって魅力的なブログの見出しの作り方は下の記事で詳しく解説しています。
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