文章を書くときの数字の使い分けってどうすればいいのかしら?
わかんないし、テキトーでいっか……
「算用数字」と「漢数字」と「大字」を使い分けないと、こんなデメリットがありますよ。
- 文章の意味が正確に伝わらない
- 専門性が疑われる
- 見た目が悪いので読んでもらえない
デメリットが多いわね……
「算用数字」に「漢数字」に「大字」……?全く分からないわ
下記に算用数字と漢数字と大字の対応表を作ってみました。
算用数字 | 漢数字 | 大字 |
---|---|---|
1 | 一 | 壱 |
2 | 二 | 弐 |
3 | 三 | 参 |
4 | 四 | 肆 |
5 | 五 | 伍 |
6 | 六 | 陸 |
7 | 七 | 漆 |
8 | 八 | 捌 |
9 | 九 | 玖 |
10 | 十 | 拾 |
100 | 百 | 佰 |
1,000 | 千 | 仟 |
10,000 | 万 | 萬 |
見たことはあるけど使い分け方が分からないわ。
現役Webライターとして活動している僕が「算用数字と漢数字を使い分ける方法」を詳しく解説していきます。
先に使い分ける方法を、ざっくりとお伝えしましょう。
- 算用数字=数を表すとき
- 漢数字=語句の一部に数字が含まれているとき
- 大字=改ざんされると困るとき
詳しくは記事の中で解説していきますね。
この記事では下記の内容を解説しています。
- 算用数字と漢数字と大字について
- 算用数字と漢数字を使い分ける一般的な方法
- 特殊な使い分けの方法
- 使い分けるときの注意点
この記事を最後まで読むメリットは次の3つです。
- 算用数字と漢数字の使い分けの正しいルールがわかる
- 信頼される文章を書けるようになる
- 自信を持って数字を使い分けられるようになる
この記事をおすすめする人は次のとおりです。
- 仕事で文章を扱っている人
- 正しい文章を書くことを求められる人
- 他の人とは一味違う文章を書きたい人
この記事を最後まで読んで、正確で分かりやすい文章を書けるようになってくださいね。
この記事を書くために下記の書籍を参考にしています。
文章を書くなら必ず持っておいた方がいいので、まだ持っていない人は、購入して手元に置いておきましょう。
まさる
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算用数字と漢数字と大字の違い
そもそも日本語における数字の表記方法は次の3種類に分けられます。
まずはそれぞれの特徴を見ていきましょう。
算用数字(アラビア数字)は数を表す基本の表記方法
算用数字(アラビア数字)とは、0から9までの10個の記号を使って数を表す方法です。
現代世界で最も一般的に使用される表記方法であり、国際的に広く認識されています。
電話番号、住所、価格、日付、時刻など、様々な場面で使われていますよね。
算用数字の最大の特徴は「計算するときの利便性」です。
単純で認識しやすく、国境を超えても意思疎通できます。
世界共通なので、計算機やコンピュータでも標準的に使用されていますよ。
算用数字は現代社会におけるコミュニケーションと情報の伝達において不可欠な役割を果たしています。その普遍性、明瞭さ、そして効率的な使用が、算用数字が広く受け入れられている主な理由です。
漢数字は日本特有の表記方法
漢数字は、中国で起源を持つ数を表す文字であり、現在では日本と中国で主に使用されています。
一(いち)、二(に)、三(さん)などの形で表され、日常生活から公式な文書まで幅広い場面で用いられます。
漢数字には、基本的な数字の表記としての「一、二、三」などの小字(しょうじ)形式と、次に解説する大字(だいじ)形式の「壱、弐、参」などがあります。
大字(だいじ)は「不正防止」のために使われる
「壱、弐、参…」のように、普段使用される漢数字よりも複雑な字形をしています。
一般的な文章で見かけることはほとんどなく、法的な文章や領収書なども限られた場面でしか使われません。
複雑な字形であるため、あとで改ざんしにくいのが特徴です。
漢数字とともに中国から伝わってきました。
算用数字を使うべき4つの場面
ここからは算用数字を使う次の4つの場面を解説していきます。
別の数字で置き換えられるとき
別の数字で置き換えられるときは、算用数字を使います。
例えば次のような場面では算用数字を使いましょう。
- 彼は3日で完成させた
- 3,000グラムの赤ちゃんが産まれた
- 仕事を1週間休んでいた
反対に、下記のように置き換えられない数字は漢数字で表記するようにしましょう。
- 彼はいつも三日坊主だ
- 同時にこなせるから一石二鳥だ
- 郊外の閑静な住宅街に一戸建てを購入した
数えられるなら算用数字と覚えておくといいですよ。
数量を表すとき
純粋な数を表現したいときは、算用数字を使いましょう。
具体例
- 商品が50個入荷しました。
- 参加者は100人を超えました。
ただし以下の場合は使い分けに注意が必要です。
- 牛タンを1人前頼んだ(数量を表している)
- 息子が一人前になった(「一人前」という慣用句)
同じ言葉であっても、状況によって数量を表していたり、慣用句の一部であったりします。
後述しますが、慣用句の一部なら漢数字を使います。
意味を考えて気をつけて使い分けるようにしましょう。
順番を表すとき
順位や順番を表現するときは、算用数字を使います。
具体例
- 徒競走で1位になった
- 第2回陸上全国大会
- 3つ目の交差点を右に曲がる
ただし以下のような場合は漢数字を使うので注意が必要です。
- 一番好きな料理はカレーです。
- 彼は初心者なので、一から説明する
「二番好きな料理」とは言いませんし「二から説明する」とも言いません。
他の数字に置き換えられない場合は、慣用句や熟語の一部である場合がほとんどです。
順番を表していても、別の数字で置き換えられないときは漢数字を使うようにしましょうね。
といった表現は、順序の明確化に貢献し、読み手にとっての理解を容易にします。漢数字ではなく算用数字を使うことで、順序の視認性が高まります。
文章を横書きで書くとき
横書きの文章では、算用数字の使用が一般的です。
文化庁の『新しい「公用文作成の要領」に向けて(報告)」』には下記のとおり記載されています。
横書きでは算用数字を使う
例)令和2年 11 月26日 午後2時 37分 72% 電話:03‐5253‐****
引用 新しい「公用文作成の要領」に向けて(報告)〜文化庁
ただし、次に説明する漢数字を使うべき場面に該当するときは、状況に応じて使い分けることが求められます。
漢数字を使うべき4つの場面
次は漢数字を使うべき4つの場面を解説します。
数字が熟語の一部になっているとき
数字が熟語の一部になっているときは漢数字を使います。
具体例
- これは計画の一部だ
- 彼女は八方美人です
- 一般的には彼の方が向いています
「計画の二部」とは言いませんよね。
もし、他の数字に置き換えられるなら算用数字を使うようにしましょう。
ことわざや慣用句の一部になっているとき
ことわざや慣用句の一部になっているときは、漢数字を使います。
ことわざの具体例
- 二兎を追うものは一兎をも得ず
- 一難去ってまた一難
- 三人寄れば文殊の知恵
慣用句の具体例
- 彼女に一杯食わされたな
- この騒動に彼が一枚噛んでいるらしい
- 二番煎じでは勝てない
「二杯食わされた」とは言わないですよね。
こちらも、他の数字に置き換えられるかどうかを基準に考えるといいでしょう。
別の数字にできるときは算用数字です。
地名や固有名詞に含まれているとき
地名や固有名詞に数字が含まれているときは、漢数字を使うようにしましょう。
地名の具体例
- 四国が好きだ
- 六本木のカフェでお茶をする
- 三重県へ旅行に行く予定です
固有名詞の具体例
- 一郎君と遊びに行く
- 百人一首で勝負する
- 万葉集が好きだ
地名や固有名詞は必ず漢数字を使うようにしましょう。
文章を縦書きで書くとき
文章を縦書きで書くときは基本的に漢数字を使います。
文化庁の『新しい「公用文作成の要領」に向けて(報告)』では下記のように書かれています。
縦書きする場合には漢数字を使う
告示や質問主意書等の縦書きでは、原則として次のように漢数字を省略せず用いる。
例)令和二年十一月二十六日千九百八十三年二時三十七分七十二・三パーセント
引用 『新しい「公用文作成の要領」に向けて(報告)』〜文化庁
とはいえ、先述した算用数字を使うべき場面に当てはまる場合は算用数字を使うなどの臨機応変の対応が求められるので注意が必要です。
広報等の縦書きでは、次のような書き方をすることがある。
一九八三年五三人二時三七分2時37分72・3パーセント(又は%)
電話:〇三―五二五三―****(ゼロを示す場合には「〇」を用いる。)
引用 『新しい「公用文作成の要領」に向けて(報告)』〜文化庁
状況に合わせて、縦書きなら漢数字をメインで使いましょう。
大字を使う2つの場面
次は大字を使う2つの場面を解説します。
金額を改ざんされると困るとき
領収書や納品書など、金額を改ざんされると困るときに大字は使われます。
複雑で画数が多いので、あとで線を加えて数字を変えにくいのが大字の特徴です。
例えば「一万円」と書かれている領収書に横線を付け加えれば「二万円」に変えられます。
「¥10,000」と書いているとき、お尻に「0」を付け加えるだけで簡単に「¥100,000」へと早変わり。
改ざんし放題ですね……
一方で「壱万円」と大字で書いていれば、簡単には改ざんすることができません。
金額を改ざんされたくない場面では、大字を使うようにしましょう。
法律で定められているとき
あらかじめ法律で定められているときは、必ず大字で書きます。
例えば、戸籍法施工規則の第三十一条には下記のとおり書かれています。
第三十一条 戸籍の記載をするには、略字又は符号を用いず、字画を明かにしなければならない。
② 年月日を記載するには、壱、弐、参、拾の文字を用いなければならない。
引用 戸籍法施工規〜e-Gov法令検索
法律で定められているなら、大字で書くようにしましょう。
ただし、現代ではほとんど使う機会はありません。
必要なときは担当者が指示してくれるので安心してくださいね。
特殊な使い分けをする7つの場面
次は前述したルールから外れた特殊な使い分けをする7つの場面を解説します。
上記には、明確な正解がないものも含まれます。
正解がないときは「表記方法を統一する」ようにしてください。
ライターなど雇われて文章を書いている場合は、あらかじめ渡されているマニュアルに従うか、クライアントや上司に確認して使い分けましょう。
くり返して書くときは漢数字とひらがなを併用する
「一つひとつ」など同じ数字をくり返して書くときは、読みやすさの観点から漢数字とひらがなを併用します。
具体例
- 一つひとつ
- 一人ひとり
ただし「一人一人」や「一つ一つ」と表記しても間違いではありません。
⑸「一」のくり返し
(例)一人一人 一回一回
引用 記者ハンドブック第14版
また「一歩いっぽ」よりは「一歩一歩」の方が読みやすいです。
読者が読みやすいかを第一に考えて表記するといいでしょう。
せっかくなら「一人ひとり」の方が見やすいので、今日からは漢数字とひらがなを併用して書きましょう。
桁数が多いときは算用数字と漢数字を併用する
扱う数字の桁数が多いときは算用数字と漢数字を併用して表記します。
具体的には4桁までの数字は算用数字のみ、それ以上は「万」「億」「兆」などの漢数字を併用しましょう。
4桁までの具体例
- 1,000人の学生たち
- 400個のチョコレート
- 1年間は365日です
漢数字を併用する具体例
- 3,200万円の家を買った
- アメリカの人口は約3億3,500万人です
- アップルの総資産は約3兆5,258億ドルだ
ちなみに細かい部分では記者ハンドブックと文化庁の見解が分かれています。
⑵1万以上の数字には万、億、兆などの単位語を付ける。
(例)123億567万円 10兆4500億円 15万人⑶単位語の十、百、千は原則として使わない。
「千」はきりのいい数字に限り使う。
ただし株価指数やエンジンの排気量、スポーツの競技名など定着した表記は「千」を使わない。(例)(かっこ内のようにしない)
700人(×7百人)
9870円(×9千870円)
1万5千円 3千メートル級の山々 2000ccのセダン(注)1000 ちょうどを表すときは、原則として単に「千個」「千本」などとし「1千」としない。
引用 記者ハンドブック第14版
「万、億、兆」などの単位語が付く場合は「5万1千人」「1千万ドル」などと「1」を入れる。
文化庁の『新しい「公用文作成の要領」に向けて(報告)』では、下記のように書かれています。
イ 大きな数は、三桁ごとにコンマで区切る
四桁以上の数は三桁ごとにコンマで区切って書く。
例)5,000 62,250円 1,254,372 人
ウ 兆・億・万の単位は漢字を使う
「5兆、100億、30 万円」のような場合には、兆・億・万を漢字で書くが、千・百は、例えば「5千」「3百」としないで、「5,000」「300」と書く。
例)101兆4,564 億円 1億2,644万 3,000人
引用 『新しい「公用文作成の要領」に向けて(報告)』〜文化庁
記者ハンドブックと文化庁の違いは下記の具体例のとおりです。
- 5万一千人
- 2万四千円
- 1億3千万人
- 5万1,000人
- 2万4,000円
- 1億3,000万人
どちらが正解ということはありませんので、読者にとって見やすいと思える表記方法で統一するといいでしょう。
個人的には文化庁の書き方の方が好きなので、当ブログでは文化庁方式を採用していますよ。
副詞的に使うときはひらがなを使う
「いまひとつ」や「もうひとつ」など副詞的に使うときは、ひらがなで書きます。
(注)
副詞的に「いまひとつ、もうひとつ」と使う場合は平仮名書き。
引用 記者ハンドブック第14版
具体例
- このバナナはいまひとつだね。
- 彼には、もうひとつ頑張ってほしい。
他にも、ひらがなが続く場合もひらがなで書きましょう。
=ひと(主に平仮名に続く場合、副詞)
ひとくくり、ひとくさり、ひとしきり、ひとたび、ひとたまり、ひとつまみ、ひとまとめ、ひともうけ
引用 記者ハンドブック第14版
具体例
- ひとくくり
- ひとつまみ
- ひとたび
- ひとまとめ
- ひとくくり
全体の一部を表すときはひらがなを使う
全体の一部を表現するときはひらがなを使うといいでしょう。
具体例
- 大切な成果のひとつです。
- 彼は立役者のひとりだ。
ただし「一つ」「1つ」と表現してもかまいせん。
文章全体の雰囲気を見ながら、表記ゆれしないように統一するようにしましょう。
大まかな数字を表すときは主に漢数字を使う
大まかな数字を表現するときは、漢数字を使用しましょう。
文化庁の『新しい「公用文作成の要領」に向けて(報告)』では下記のように書かれています。
概数は漢数字を使う
例)二十余人 数十人 四、五十人
(算用数字で統一したい場合は、「20人余り」「40~50人」などと書き方を工夫する。)
引用 『新しい「公用文作成の要領」に向けて(報告)』〜文化庁
具体例
- 二、三百人(×2、300人)
- 五、六十万トン(5、60万トン)
ただし、下記のように間違いが起こりにくい場合は算用数字で表記しても問題ありません。
- 2、3人
- 4、5千万円
- 5、6億ドル
(例外)「2、3人」「4、5千万円」「5、6億ドル」や「2万数千人」「12億数千万円」は洋数字でよい。
引用 記者ハンドブック第14版
また、大まかな数字を書くときは、できるだけ具体的な数字を書くほうが好ましいです。
(注)
「数人」の解釈は人によって「2、3人」「5、6人」と分かれるので、できるだけ具体的に書く。「数百万円」なども同じ。
引用 記者ハンドブック第14版
読者との相違がないように、できるだけ具体的で正確な表現を心がけるようにしましょう。
住所を書くときは自治体のルールに合わせる
住所の番地を書くときは自治体のルールに合わせるようにしましょう。
例えば大阪市だと「一丁目」「二丁目」と表記されます。
大阪市役所の住所
大阪市北区中之島一丁目3番20号
分からないときは、該当する自治体に問い合わせましょう。
算用数字と漢数字が一文の中で混ざってもそのまま使う
算用数字と漢数字が一文の中で混ざりあうときは、各々のルールに従ってそのまま表記します。
- 地方自治法100条に基づく百条委員会
- 四国八十八ヶ所の44番札所
前述したルールに基づいていれば、違和感を感じても問題ありません。
文章を書いていると、どうしても間違ってしまうことがあります。
必ず推敲をして、誤字脱字や表記ゆれなどが無いか確認するようにしましょうね。
算用数字と漢数字を使い分けるときに注意するべき3つのポイント
算用数字と漢数字を使い分けるとき注意するべきポイントを3つにまとめました。
正解がないときは統一する
下記のように、使い分けに絶対の正解がないときもあります。
具体例
- 5万一千人
- 5万1,000人
正解がないときは、書いている媒体ごとに統一して表記するようにしましょう。
雇われて文章を書いているならマニュアルに従うのが一番です。
算用数字は基本的に半角で書く
算用数字は半角で書くようにしましょう。
- 100人
- 1ヶ月
- 100人
- 1ヶ月
ただし、公用文では全角を使うこともあります。
全角・半角を文書内で統一して使い分ける
算用数字に全角を用いるか半角を用いるかについて、特に定めはないが、文書内で用法を統一する。
例えばこの報告では、原則として一桁の場合には全角数字を用い、二桁以上の場合には半角数字を用いている。また一般的に、データや金額等の数値を示す場合には半角数字を用いる。
引用 『新しい「公用文作成の要領」に向けて(報告)』〜文化庁
迷ったら読みやすい方を選ぶ
具体例と同じようなときは問題ないかもしれませんが、少し違う場合は迷ってしまうときもあるでしょう。
迷ったときは読者が読みやすい方を選ぶようにしてください。
前述したルールの全ては「読者が読みやすくて間違えないか」が判断の基準になっています。
例と違って判断に困ってしまったら、読者が読みやすいかを基準にして決めるといいでしょう。
読者ファーストを心がけていきましょう。
ただし、文章内で統一することを忘れないようにしてください。
まとめ:正しく数字を使い分けて文章を書いていこう!
この記事では算用数字と漢数字と大字の使い分ける方法について解説してきました。
算用数字を使うべき4つの場面
- 別の数字で置き換えられるとき
- 数量を表すとき
- 順番を表すとき
- 文章を横書きで書くとき
漢数字を使うべき4つの場面
- 数字が熟語の一部になっているとき
- ことわざや慣用句の一部になっているとき
- 地名や固有名詞に含まれているとき
- 文章を縦書きで書くとき
大字を使う2つの場面
- 金額を改ざんされると困るとき
- 法律で定められているとき
特殊な使い分けをする7つの場面
- くり返して書くときは漢数字とひらがなを併用する
- 桁数が多いときは算用数字と漢数字を併用する
- 副詞的に使うときはひらがなを使う
- 全体の一部を表すときはひらがなを使う
- 大まかな数字を表すときは主に漢数字を使う
- 住所を書くときは自治体のルールに合わせる
- 算用数字と漢数字が一文の中で混ざってもそのまま使う
この記事では数字の使い分けについて解説しましたが、記者ハンドブックには正確な日本語の表記方法がまとめられています。
数字の表記例についてもまとめられているので、文章を扱う仕事をしているなら持っておくのがおすすめです。
この記事を読んでも、もし使い分けに迷ってしまったなら「責任者」に聞くのが一番です。
- ライターならディレクターに聞く
- 会社なら上司に聞く
- 自分のコンテンツなら自分でルールを決めて統一する
文章の世界は奥がとても深いです。
まずは数字の使い分けをマスターして、正しい文章を書けるようになっていきましょう。
文章の書き方全般のルールについては別の記事で詳しく解説する予定です。
正しい日本語のルールを身につけたら読みやすい文章の書き方を学びましょう!
読みやすい文章の書き方はこちらの記事で詳しく紹介しています。
ブログで読みやすい文章についてはこちらで解説しています。
読みやすく分かりやすいブログ記事を書くためには、適切な記事構成を作ることが大切です。
ブログ記事の構成を作る方法についてはこちらで解説しています。
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