「せっかく時間をかけて書いたのに、最後まで読んでもらえない…」
「記事の質が悪いと言われるけど、どこを直せばいいか分からない…」
あなたの書いたブログ記事が読まれないのは、ズバリ「読みにくいブログ記事」だからです。
すべて、読者を遠ざけてしまう原因です。
じゃあどうやって書けば読みやすいブログ記事になるのよ!
安心してください。
年間100記事以上書いて多くの記事を上位表示させてきた僕が「読みやすいブログ記事の書き方」を解説します。
この記事を読むメリットは次のとおりです。
- 読者の心をつかむ文章が書けるようになる
- 検索結果で上位表示されやすくなる
- ブログのファンを増やせる
- ブログで稼げるようになる
- 文章力や表現力が向上してスキルアップにつながる
次に当てはまる人にこの記事はおすすめです。
- ブログ初心者
- もっと多くの人に読んでもらいたい人
- ブログで収益化したい人
- 文章力や表現力を向上させたい人
- 自分のブログをもっと成長させたい人
ブログに特化した読みやすい文章の書き方から、SEO対策まで具体的なテクニックをお伝えします。
最後まで読んで、今日から使える技術を身につけてくださいね。
まさる
- 専業主夫×Webライター×ブロガー
- 3歳と2歳の息子を育てながら月10万円以上稼ぐ
- Webライターの経験を生かして3ヶ月でブログを収益化
- 3つのブログを運営
- 10記事以上で検索上位達成
- 全日本SEO協会SEO検定1級保有
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【大前提】読みやすいブログ記事を書くためには読み飛ばし対策が必須
読みやすいブログ記事を書くためには、読者の読み飛ばし対策が必須です。
次の3点で、読み飛ばし対策について解説していきます。
ブログ記事は全体の2割しか読まれない
ブログ記事は基本的に読み飛ばされます。
ブログ記事に限らず、Web上の文章は読み飛ばされることがほとんどです。
ヤコブ・ニールセンが行った研究では、全体の2割程度しか読んでいないとされています。
Summary: On the average Web page, users have time to read at most 28% of the words during an average visit; 20% is more likely.
引用:How Little Do Users Read?〜ニールセン・ノーマン・グループ
上記の英文を翻訳すると、以下の文章になります。
概要:平均的なウェブページでは、訪問者は通常、全体のせいぜい28%の文章しか読む時間がなく、20%程度が一般的です。
全体の2割しか読まれないことを意識して書かないと、読みづらいブログ記事になってしまいます。
読み飛ばしに対応する具体的な方法は、本記事の中で詳しく解説していきます。
読み飛ばされても分かりやすくするためには記事構成が命
読み飛ばされても分かりやすくするためには、記事構成だけで内容を伝える必要があります。
例えば、下記の見出しでは記事の内容が分かりません。
悪い具体例
h2 ブログとは
h2 SEO対策
h2 SNSは
一方、下記のように整理されて分かりやすい見出しなら、なんとなく記事の内容が理解できます。
良い具体例
h2 ブログ初心者が最初にやるべき3つのこと
h3 読者を惹きつけるテーマの決め方
h3 SEOに強い記事タイトルの作り方
h3 SNSで拡散される記事の書き方
h2 読まれるブログに育てるためのSEO対策
h3 検索上位を狙うキーワード選定のコツ
h3 読者の検索意図にマッチした記事構成
h3 SEOに強い記事にするための内部対策
h2 ブログのアクセスを爆発的に増やすSNS活用術
h3 各SNSの特徴を理解して使い分ける
h3 拡散されやすい投稿のポイント
h3 フォロワーを増やすためのエンゲージメント戦略
内容が伝わる見出しを作るためには「論理的な記事構成を作る」必要があります。
詳しくは別の記事で解説予定です。
「読みやすい文章の書き方」と「読みやすいブログ記事の書き方」は違う
「読みやすい文章の書き方」と「読みやすいブログ記事の書き方」は少し違います。
紙に書いた文章とWeb上の文章では、求められるものが違うからですね。
紙に書かれた文章は、基本的にじっくり読んでもらえることが多いです。
※広告紙などは除きます。
具体例
- 自分のお金で買った本
- 会議の資料
- 重要なお知らせ
読者側に読まないといけない理由があるからですね。
もちろん読み飛ばされることもありますが、Web上の文章ほどではありません。
ひどいときは、鬼のスクロールで10秒で読み終わり……なんてことも。
以上のように、読みやすいブログ記事を書くためのポイントは「読者の読み飛ばし対策」です。
次の項目から、具体的なコツを紹介していきます。
読みやすいブログ記事を書くコツ
前項目で、読みやすいブログ記事を書くためには「読み飛ばし対策」が必須であるとお伝えしました。
ここからは、具体的な12のコツを解説します。
目次だけで内容を伝える
1つ目は「目次だけで内容を伝える」です。
ブログでは、最初のH2見出しの前に目次を表示させることが多いです。
目次だけで大まかな記事の内容を伝えられると、読者の離脱を防げます。
どんなことが書いているか分からない記事を読むのは、勇気がいります……
できるだけ、目次だけで記事の内容を伝えるようにしましょう。
思わず先が読みたくなる魅力的な見出しにするコツは次の8つです。
- 見出しだけで内容が分かるようにする
- 読者の興味を引く言葉を選ぶ
- 具体的な数字を入れる
- 20文字以下でシンプルにまとめる
- 内容をイメージしやすい画像を見出しの下に入れる
- 読者の潜在的なニーズを見出しに含める
- 階層が深くなるほど詳細な内容を解説する
- 言葉尻を合わせる
より詳しいブログ見出しの作り方は、下記の記事で詳しく解説しているのでご覧になってください。
文章の型を使って結論から伝える
2つ目は「文章の型を使って結論から伝える」です。
読者は、Fの字を書くように文章を読むことが多いとされています。
下画像の赤い部分がより重点的に読まれている部分です。
上の画像を見ていると、文章の後半はほとんど読まれていないことが分かります。
そこで使いたいのが、読まれる文章の型「PREP法」です。
- PREP法とは
-
文章やプレゼンテーションでよく使われる、分かりやすく伝えるための方法で、次の4ステップで構成されている。
- Point(結論)
- Reason(理由)
- Example(具体例)
- Point(結論の再確認)
結論から伝えることで、読み飛ばされても内容が伝わりやすいです。
具体例
Point(結論)
ブログ記事の書き方で重要なのは、読みやすさです。
Reason(理由)
なぜなら、読者がスムーズに情報を理解できると、最後まで記事を読んでくれる可能性が高まるからです。
Example(具体例)
例えば、段落を短くし、箇条書きを使うと、読者にとって内容が把握しやすくなります。
Point(結論の再確認)
だからこそ、ブログ記事は読みやすさを重視して書くことが重要です。
大事な情報ほど前半に書くようにしましょう。
ちなみに、ブログで使われる文章の型は他にもあります。
詳しくは別の記事で解説予定です。
文体を統一する(ですます調である調)
3つ目は「文体を統一する」です。
ほとんどが読み飛ばされてしまいますが、全く読まれないわけではありません。
たまたま目にした文章の文体が、下記のように統一されていないと違和感を感じてしまいます。
悪い例
ブログ記事の書き方で悩んでいませんか?
この記事を読めば、あなたの悩みは解決するはずです。
だって、SEOに強い記事の書き方を分かりやすく解説しているから。
さあ、一緒に読み進めていこう!
違和感があると読みづらくなるので、読者が離脱してしまいます。
下記のように、文体を統一していれば気持ちよく読み進められます。
良い例
ブログ記事の書き方で悩んでいませんか?
この記事では、SEOに強い記事の書き方を分かりやすく解説します。
この記事を読むことで、あなたの悩みは解決するはずです。
ぜひ最後まで読んで、実践してみてください。
最低でも記事単位、基本的にはブログ全体で文体を統一して書くようにしましょう。
「1見出し1メッセージ」を守る
4つ目は「1見出し1メッセージを守る」です。
ヤコブ・ニールセンの研究では、見出しごとに目を通す読者がいることを指摘しています。
On the web, people don’t read every word on a page; instead, they scan.
Layer-Cake Scanning Pattern
The layer-cake scanning pattern consists of fixations placed mostly on the page’s headings and subheadings. There are few other fixations on the text in between — that is, until users locate the heading they are interested in; at that point, they usually read the accompanying body text below. Aside from reading almost every word, the layer-cake pattern is by far the most effective way in which users can scan pages.
引用:Text Scanning Patterns: Eyetracking Evidence〜ニールセン・ノーマン・グループ
上記の英文を翻訳した結果は下記のとおりです。
ウェブ上では、人々はページ上のすべての言葉を読むのではなく、ざっと目を通すだけです。
レイヤーケーキスキャンパターン
レイヤーケーキ型のスキャンパターンとは、視線が主にページの見出しや小見出しに集中するパターンです。テキストの間にはほとんど視線が止まらず、興味のある見出しを見つけるまではその状態が続きます。見出しを見つけた後、ユーザーは通常、その下の本文を読むようになります。ほぼすべての言葉を読むことを除けば、レイヤーケーキパターンはユーザーがページをスキャンする最も効果的な方法です。
例えば、見出しには「ブログ記事の書き方」と書かれているのに、本文では「ブログを開設する方法」まで書かれていたら、読者は混乱してしまいます。
「結局ここには何が書かれているの?」と読者を困らせてしまいます……
ところが、だんだんと「ノって」くると、ついつい関係ないことまで書いてしまいがちです。
何を隠そう、初心者のころの僕がそうでした……
1見出しで伝えるメッセージは1つまで。
心に刻んでブログ記事を書くようにしましょう。
本文を書き始める前に、記事構成を作っておくと避けやすいですよ。
ブログの記事構成を作る方法については別の記事で詳しく解説予定です。
一文一義を徹底する
5つ目は「一文一義を徹底する」です。
- 一文一義とは……
-
文章を分かりやすくするために、1つの文には1つの意味や主題だけを含めるという文章作成の原則
読者はパッと見て読み飛ばしていくので、1つの文に複数の意味が含まれていると内容が分かりづらくなります。
悪い例
SEO対策は検索エンジンのランキングで上位表示されるために重要であり、キーワード選定やコンテンツの質、被リンクなどが評価対象となるため、これらの要素を総合的に改善していく必要があります。
上記の文では、下記の3つの内容が1つの文に詰め込まれているので、読みづらいです。
- SEO対策の重要性
- SEO対策の評価対象
- SEO対策の改善方法
下記のように、1文で1つの内容に分けることで、文章がスッキリして読みやすくなります。
良い例
SEO対策は検索エンジンのランキングで上位表示されるために重要です。
SEO対策では、キーワード選定、コンテンツの質、被リンクなどが評価対象となります。
これらの要素を総合的に改善することで、検索順位を上げることができます。
一文一義は、読みやすい文章を書くための基本原則です。
文章上達系の書籍でも数多く取り上げられています。
1つの文には1つの意味だけを持たせるようにしましょう。
一文一義が難しい人は、句点(。) をこまめに打って文章を細かく区切るのがおすすめです。
句点の打ち方は、こちらの記事で詳しく解説しています。
こまめに改行して余白を作る
6つ目は「こまめに改行して余白を作る」です。
読み飛ばししやすい文章は段落ごとに意味がまとまっている文章です。
全く改行しない文章は、パッと見ても理解できません。
具体例
私は先週末に友人と一緒に美術館に行きました。美術館では有名な画家の作品が展示されていて、とても感動しました。特に印象に残ったのは、ゴッホの「星月夜」です。鮮やかな色使いと独特の筆使いに魅了されました。美術館の後は、近くのカフェでゆっくりとお茶を飲みながら、展示された作品について語り合いました。友人との充実した週末を過ごすことができ、とても満足しています。
下記のように、こまめに改行すれば、ある程度読み飛ばしても内容を理解できます。
具体例
私は先週末に友人と一緒に美術館に行きました。
美術館では有名な画家の作品が展示されていて、とても感動しました。
特に印象に残ったのは、ゴッホの「星月夜」です。
鮮やかな色使いと独特の筆使いに魅了されました。
美術館の後は、近くのカフェでゆっくりとお茶を飲みながら、展示された作品について語り合いました。
友人との充実した週末を過ごすことができ、とても満足しています。
さらに、文章のまとまりごとに余白を作ることで、より理解しやすくなります。
具体例
私は先週末に友人と一緒に美術館に行きました。
美術館では有名な画家の作品が展示されていて、とても感動しました。
特に印象に残ったのは、ゴッホの「星月夜」です。 鮮やかな色使いと独特の筆使いに魅了されました。
美術館の後は、近くのカフェでゆっくりとお茶を飲みながら、展示された作品について語り合いました。
友人との充実した週末を過ごすことができ、とても満足しています。
ちなみに、当ブログで使っているSWELLなら「スペーサーブロック」を使うことで、思いどおりの余白を作れます。
全体的に余白を調整したいときは「外観」→「カスタマイズ」→「追加CSS」に、下記の文字列をコピペしましょう。
「2.4」の部分を好きな数字に変えることで、余白を調整できますよ。
自分のブログに合った余白を設定するといいですよ。
読み飛ばしても記事の内容が分かるように、意識的に改行して余白を作るようにしましょう。
漢字は積極的に「ひらく」
7つ目は「漢字は積極的にひらく」です。
「漢字をひらく」とは、漢字をひらがなに変えることです。
逆に、漢字に変えるを「閉じる」といいます。
漢字を積極的にひらくことで、文章は圧倒的に読みやすくなります。
下記の2つの文章で、パッと読みやすいのは適度に「ひらいた」文章です。
漢字ばかりの文章例
適度にひらいた文章例
とはいえ、ひらがなばかりになると、反対に読みづらくなってしまいます。
ひらがなばかりの文章例
「ひらく」のか「閉じる」のか、明確な決まりはありません。
読者目線で見たときに、読みやすい方が正解です。
とはいえ「基準が欲しい!」という人も多いと思います。
そんな人には「記者ハンドブック」がおすすめです。
使い方ごとにひらくべきなのか、閉じるべきなのか辞典形式でまとめられています。
僕も悩んだときは、すぐに引っ張り出して調べていますよ。
文章を書くことが多い人におすすめなので、持っていない人はこの機会に購入しておきましょう。
文章で稼ぎたいと思っているなら必携の本です。
必ず手元に置いておきましょうね。
「こそあど」言葉を使わない
8つ目は「こそあど言葉を使わない」です。
「こそあど」言葉とは「この」「それ」「あの」「どれ」など、直前に書かれている語句や文を指す単語のことです。
読みやすいブログ記事を書くなら「こそあど」言葉を使わないようにしましょう。
ブログ記事に「こそあど」言葉を使うデメリットは、次のとおりです。
「こそあど」言葉のデメリット
- 読み飛ばしていると誤解しやすい
- 読み返さなければいけない
- 文章中のキーワード数が少なくなる
読者は基本的に読み飛ばします。
『「ノートパソコン」はとても便利なのでおすすめです』と具体的に書けば、ノートパソコンのことだと分かります。
一方『「これ」はとても便利なのでおすすめです』などと書かれていると「これってどれのこと?」と読み返さなければいけません。
文章を行ったり来たりするのが面倒になって、離脱されてしまいます……
また、文章に含まれるキーワードが減ってしまう点もSEO的にマイナスです。
「これ」や「あれ」などの言葉ばかりが使われていると、Googleも何が書かれているか理解できません。
「こそあど」言葉ばかり使われている具体例
この製品がおすすめな理由は以下のとおりです。
- 安い
- 使いやすい
- リセールバリューが良い
これは僕の一番好きな商品で、あの本でもおすすめされていました。
何を言っているのか分からないです……
原則、ブログ記事で「こそあど」言葉は使わないようにしましょう。
例外として、吹き出しなどの会話のみギリギリセーフかな?と思います。
困ったら箇条書きを使う
9つ目は「困ったら箇条書きを使う」です。
文章を書いていると、上手くまとめられずに悩んでしまうことがよくあります。
困ったときは積極的に箇条書き使いましょう。
特に、ダラダラと長い説明文になっているときは箇条書きが役に立ちます。
悪い例
旅行の持ち物を準備するとき、まずパスポートと航空券が必要不可欠です。あとはクレジットカードと現金も持っていくようにしましょう。衣類は旅行先の気候に合わせて選びますが、化粧品や常備薬も忘れずに。カメラで旅の思い出を残したい人は、充電器も一緒に用意しておくことをおすすめします。旅先での計画を立てるのに旅行ガイドがあると便利ですね。
箇条書きで分かりやすくなった例
旅行に必要なものは次のとおりです。
- パスポート
- 航空券
- クレジットカード
- 現金
- 衣類
- 化粧品
- 常備薬
- カメラ
- 充電器
- 旅行ガイド
箇条書きのメリットは次のとおりです。
- 情報を整理できる
- 読みやすくなる
- 読んでほしいポイントを強調できる
- 文章よりも書きやすい
- 要点を伝えやすくなる
箇条書きを使うことで、一気に読みやすい文章にできますよ。
ただし、下記のような使い方は間違っているので気をつけてくださいね。
- 箇条書きを使いすぎている
- 違うカテゴリーの情報が混ぜっている
- 順番がめちゃくちゃ
箇条書きの使い方やルールについては、こちらの記事で詳しく解説しています。
例文つきで紹介しているので、気になる人はご覧になってくださいね。
重要なポイントを装飾で目立たせる
10個目は「重要なポイントを装飾で目立たせる」です。
読者はブログ記事を読み飛ばすので、伝えたい重要なポイントを装飾して目立たせましょう。
ブログでよく使われる装飾は次のとおりです。
- 太字
- 文字色
- マーカー
- 枠で囲む
- 吹き出し
文字を赤色にしたり、マーカーを引いたり、
枠で囲んだりすると
かなり目立つのが分かります。
使いすぎると読みにくくなってしまうので注意しましょう。
おとなしめの装飾にしておきたいときは「太字」が便利です。
必ずスマホの画面で推敲する
11個目は「必ずスマホの画面で推敲する」です。
文章を書き終わったあとの推敲は、スマホの画面でしましょう。
スマホが広く普及している現代では、多くのWebページがスマホで読まれます。
Googleも、スマホに対応したサイトを高く評価すると公表しています。
モバイルの注意事項
世界のインターネット ユーザーの 60 パーセント以上がモバイル デバイスを使用してインターネットにアクセスしているため、サイトをモバイルに対応させることが重要です。Google はデフォルトのウェブサイト クローラーとしてモバイル クローラーを使用するようになっています。
引用:サイトのSEO対策〜Google検索セントラル
PCとスマホでは、表示され方が変わってきます。
PC画面
スマホ画面
PCでは読みやすくても、スマホでは読みづらい……なんてことは、よく起こります。
必ずスマホの画面で推敲するようにしましょう。
推敲するときは下記のポイントに注意しましょう。
- 文字の崩れはないか
- 変なところで改行されていないか
- 画面が文字だけで埋まっていないか
具体的な推敲のやり方は、別の記事で詳しく解説予定です。
定期的にリライトする
最後の12個目は「定期的にリライトする」です。
どんなに完成度の高い記事を書けたと思っていても、あとで読み返してみると「なんだか微妙で読みづらい……」なんてことは日常茶飯事です。
書いているときには気づかなかったり、自分のライティングスキルが伸びていたり……
理由はさまざまですが、完璧な記事を一発で書けることはありません。
だからこそ、定期的にリライトして読みやすいブログ記事に変えていきましょう。
具体的なリライトのやり方は、別の記事で詳しく解説予定です。
時間を空けて読み返すだけでも、気づかなかった発見が必ずあるので、積極的にリライトするようにしてくださいね。
読みやすいブログ記事を書けるようになるための取り組み
ここからは、読みやすいブログ記事にするための具体的な取り組みを4つ紹介します。
先述した12個のコツと組み合わせてさらに読みやすい記事にしてくださいね。
日頃から読者ファーストを心がける
1つ目は「日頃から読者ファーストを心がける」です。
どんなブログ記事が読みやすいかは「読者が」決めます。
書いている僕たちが、どんなに読みやすいと思っていても、読者に向いていない文章は読みづらいです。
常に読者のことを考えて、読者の立場で文章を書く。
分かっていても、気持ちよく書いているときに忘れてしまいがちです。
僕もよく自己満足記事になりかけます……
定期的に「この書き方は読者のためになっているのだろうか?」と自分に問いかけるようにしましょう。
読みやすい文章の書き方を学ぶ
2つ目は「読みやすい文章の書き方を学ぶ」です。
読みやすい文章の書き方は次の方法で学べます。
- 本で学ぶ
- 文章の書き方を紹介しているブログ記事を読む
本で学ぶなら「文章術のベストセラー100冊」のポイントを1冊にまとめてみたがおすすめです。
実際に僕も読みましたが、勉強になりました。
無料で学びたい人は、文章術について特化したブログで勉強するのがおすすめです。
当ブログでも、本やライティングスクールで僕が実際に学んだ内容を体系的にまとめています。
読みやすい文章の書き方は、こちらの記事でまとめています。
文章を魅力的にする修辞法については、こちらの記事で紹介しています。
文章を書くとき、数字を適当に使っていませんか?
算用数字と漢数字の使い分けについて、こちらの記事で解説しています。
他にも文章の書き方で悩んだ人向けに多くの記事を用意しています。
僕が初心者のころ、悩んだことを中心に解説しています。
無料で読めるので、ブックマークするなどしてくり返し読んで身につけてくださいね。
他人に見てもらう
3つ目は「他人に見てもらう」です。
他人に見てもらえば、自分では分からなかった文章のクセや、読みづらいポイントに気付けます。
想定している読者層に見てもらうのがベストです。
結局、記事を読むのは、ブログのプロではありません。
素人でも読みやすいのが一番です。
まずは、身近な人に読んでもらうといいでしょう。
僕も妻によく読んでもらっていました、
たくさん書く
最後の4つ目は「たくさん書く」です。
普段から多くの文章を書いていると、自然と読みやすい文章が書けるようになってきます。
結局は数をこなした方が早いです……
ただし、間違った文章の書き方をしていると上達が遅くなってしまいます。
当ブログで学んだり、文章のプロに添削してもらうのがおすすめです。
今だけ無料で、あなたの記事を1つだけ添削させていただきます。
下記のボタンからお気軽にお問い合わせください。
読みにくくなる!ブログ記事を書くときにやりがちな失敗3つ
ここからは、やってしまうとブログ記事が読みにくくなる3つのポイントを紹介します。
装飾しすぎている
1つ目は「装飾しすぎている」です。
ブログ記事の読者は、ほとんどを読み飛ばしていくので、伝えたい情報を装飾して目立たせなければいけません。
しかし、やり過ぎてしまうと、どこが重要なのか分かりづらくなってしまいます。
どこが重要なのか分からないまま、気づけば記事が終わっている……なんてことも。
装飾のしすぎには気をつけましょう。
ブログ記事に最適な装飾については、別の記事で詳しく解説予定です。
冗長な文章になっている
2つ目は「冗長な文章になっている」です。
伝えたい情報が多すぎると、冗長な文章になってしまいがちです。
何を隠そう、僕もよく冗長な表現になっています……
文章を書くときに大切なのは「情報はできるだけ削る」ことです。
必要な情報のみを取捨選択して書くようにしましょう。
冗長な表現を避ける方法は、こちらの記事でまとめているので参考にしてください。
見出しごとの文章が多すぎる
最後の3つ目は「見出しごとの文章が多すぎる」です。
読者は見出しごとに「こんなことが書かれているのかな?」と予想しながら記事を読み進めます。
ところが、見出しごとの文章が多すぎると、いつまでも説明が続くので集中力が持ちません。
理想は300字から500字です。
300字以下だと情報が少なすぎることが多く、500字以上だと長すぎて理解しづらいです。
1分間に読める文字数は500文字程度だといわれています。
本などを声に出さずに読む場合、平均500〜600文字と言われています。
引用:「聞く」「話す」「読む」「書く」速さはどのくらい?〜速読情報館
1つの見出し内の文章は、おおよそ300〜500文字程度になるよう調整しましょう。
少なすぎるときは再度リサーチして有用な情報を追加します。
多すぎるときは、不要な文を削除するか2つ以上に見出しを分けるといいですよ。
ブログの見出しを作るときは、こちらの記事が参考になります。
よくある質問
ここからは、読みやすいブログ記事を書きたいときによくある質問にお答えしていきます。
まとめ:きめ細かな気遣いが読みやすいブログ記事を作り上げる
この記事では、読みやすいブログ記事の書き方を解説してきました。
読みやすいブログ記事は、きめ細やかな読者への気遣いで作り上げられます。
この記事で紹介してきたコツや取り組みは、全て読者ファーストが根本にあります。
「この書き方なら読みやすいかな?」
「これでは誤解されそう……違う言い回しに変えるか……」
常に自問自答したり他の人に読んでもらいながら、あなただけの読みやすいブログ記事を書き上げてくださいね。
読みやすいブログ記事の基本的な書き方はマスターできたよ!という人には、より細かな技術に挑戦するといいでしょう。
こちらの記事では、読みやすい文章の書き方として、ブログ記事以外でも使える方法を解説しています。
読みやすい文章のレベルをさらに上げたい人は、ぜひ一読してください。
魅力的な文章で読者を引きつけたい人は、こちらの記事で修辞法を学んでみましょう。
修辞法を一覧で紹介しているので、あなたの文章表現力を上げてくれるはずです。
より全体的なブログ記事の書き方を知りたい人に向けて詳しく解説した記事を作成中です。
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