「ブログ記事のまとめ文って何を書けばいいの?」
「記事の要約を書くだけになっている……」
意外と難しいのが、記事の最後に書くまとめ文です。
- ただ要約を書いているだけ
- 個人的な感想を書いて満足している
SEO検定1級保有者として、多くのブログ記事を見てきて、非常にもったいないなと感じるブログが多いです。
記事を締めくくる「まとめ文」を上手く書ければ、SEO効果が高まって、ブログで稼げるようになります。
でもどうやって書けばいいか分からないよ……
そんなブログ初心者さんも多いでしょう。
そこで、この記事では「ブログのまとめ文の書き方」を、ブログとWebライターで稼いでいる僕が、ブログ初心者でも分かるように丁寧に解説します。
具体的には以下の内容を解説します。
- まとめの役割
- まとめの基本型
- 書き方のコツ
- テンプレート&例文
- NG例
最後にはおすすめのツールも紹介しています。
この記事を読むメリットは、次のとおりです。
- まとめ文の役割と重要性が分かる
- 記事の内容を上手くまとめるコツが身に付く
- 読者の心を動かす文章術が分かる
- 検索順位が上がる
- ブログで稼げるようになる
この記事がおすすめな人は次のとおりです。
- ブログ初心者でまとめ文の書き方がわからない人
- 記事の内容を上手くまとめられない人
- 少しでも検索順位を上げたい人
- ブログで稼げていない人
まとめ文はブログで稼ぐためのキーポイントです。
この記事を最後まで読んで、ブログのまとめ文の書き方をマスターしてくださいね。
まさる
- 専業主夫×Webライター×ブロガー
- 3歳と2歳の息子を育てながら月10万円以上稼ぐ
- Webライターの経験を生かして3ヶ月でブログを収益化
- 3つのブログを運営
- 10記事以上で検索上位達成
- 全日本SEO協会SEO検定1級保有
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ブログの「まとめ」5つの役割
まずは、ブログ記事の「まとめ」に与えられた重要な5つの役割について解説します。
情報を整理して理解してもらう
1つ目の役割は「記事全体の内容を整理して、読者に理解してもらう」です。
数千文字を超える長い文章を読んでいると、どうしても部分的に内容を忘れてしまいます。
特に最近のブログ記事は1万文字を超えるようなものも珍しくないので、一言一句漏らさずに覚えている方が難しいです……
まとめ文で情報を分かりやすく整理しておけば、忘れてしまった内容を体系的に思い出せるので、より深く記事の内容を理解してもらえます。
「結局この記事では何が言いたかったんだっけ?」とならないように、情報を整理して読者の理解を助けられるようにしましょう。
読者に行動してもらう
2つ目の役割は「読者に行動してもらう」です。
読者が記事を見にきてくれたからといって、最後まで読んでくれるとは限りません。
最後まで読んでくれるということは、最低でも「記事の内容に興味を持ってくれている」といえます。
興味のない記事を最後までスクロールしたりしないですよね。
まとめまで読んでくれた読者は「こちらをちゃんと見てくれている」ので、促した行動をとってくれる可能性が高いです。
具体例
- 記事の内容を実践して悩みを解決してもらう
- 読んで欲しい他の記事をおすすめする
- 買って欲しいおすすめの商品を紹介する
- SNSなどで記事を拡散してもらう
多くの人がブログで情報を発信するのは、記事を読んでからやって欲しいことがあるからです。
まとめ文は、読者に行動してもらうのに格好のパートなので、どんどん促していきましょう。
収益化に繋げる
3つ目の役割は「収益化に繋げる」です。
ブログで収益化する方法は、主に次の3つです。
- Googleアドセンス
- アフィリエイト
- 自社商品の紹介
上記のうち「アフィリエイト」と「自社商品」をまとめ文で紹介すると、効率よく稼げます。
2つ目の役割にも書きましたが、まとめ文まで読んでくれる読者は「こちらを見てくれている」ことがほとんどです。
記事の内容に興味を持ってくれているので、悩み解決に役立つ商品を紹介できれば必ず売れます。
ポイントは、検索してきた「読者の悩みをスマートに解決できる」かです。
読者にとって魅力的な商品を、まとめ文で紹介できれば収益化に繋げられますよ。
SEO対策に効果がある
4つ目の役割が「SEO対策に効果がある」です。
まとめ文まで読んでもらえただけでも、SEO的にプラスになりますが、さらに一押しすることで更なる順位向上が見込めます。
具体的には次の行動を促してSEO評価を上げましょう。
- 読んでほしい他の記事を紹介する(滞在時間が伸びて評価アップ)
- SNSで拡散を促す(SNSからの読者が増えて評価アップ)
ブログからの離脱を防いだり、新たなアクセスを誘導することでSEO評価はどんどん上がります。
ただし、押し付けがましくならないように気をつけましょう。
読み飛ばしに対応する
最後の役割が「読み飛ばしに対応する」です。
Web上の文章は「スキミング」といわれる読み方をされやすいです。
スキミングとは……
文章全体を細部まで読むのではなく、重要なポイントや興味のある部分だけを拾い読みすること。
つまり、要点以外は読み飛ばされるということです。
バーっとスクロールしながらブログ記事を読んだ経験はありませんか?
重要そうなとこだけ止まって読むって感じです。
あまりに読み飛ばされてしまうと、記事の内容を理解してもらえないまま、まとめ文まで到達してしまうことも。
対応するためには、まとめ文で記事全体の要約を読んでもらうことで読み飛ばしに気づいてもらいます。
追加で、該当箇所へのページ内リンクも貼れるとGoodです!
ページ内リンクとは……
同じページ内の特定の位置へジャンプするためのリンクのこと。設置することで記事内の気になる部分に、簡単にアクセスできるようになる。
読み飛ばしすぎて記事の内容が分からずに離脱されることを防ぎつつ、ページ内リンクで滞在時間も伸ばせるので、一石二鳥ですね。
ブログの「まとめ」基本の型
まとめ文には基本の型があります。
次の3点を押さえておきましょう。
本文を振り返る
まずは本文の内容を振り返りましょう。
ポイントはできるだけ簡潔にまとめることです。
下記の方法でまとめるのがおすすめです。
- 見出しごとに装飾を使って囲む
- 箇条書きで整理する
- 重要なポイントは文章で再確認する
情報量が増えすぎると分かりづらくなるので、取捨選択してまとめるようにしてくださいね。
箇条書きのルールについて、下記の記事で詳しく解説しているので参考にしてください。
記事の内容を実践するメリット
次に記事の内容を実践することで得られるメリットを書きます。
メリットだけではなく「ベネフィット」も書けるといいですね。
ベネフィットとは……
単なる昨日や特徴ではなく、商品やサービスを利用することで得られる恩恵や価値のこと。
下記のポイントを意識して書きましょう。
- できるだけ具体的に書く
- 数字を使う
- 装飾などで目立たせる
- 実践しないデメリットも伝える
ちなみに読者に刺さるメリットを書くためには、ペルソナの設定と検索意図の把握が必要です。
ペルソナとは……
記事の具体的な読者像。
検索意図とは……
検索エンジンを使って検索した目的や動機のこと。
ブログのペルソナを設定する方法は、下の記事で詳しく解説しています。
SEO対策で重要な検索意図を把握する方法は、下の記事で詳しく解説しているので参考にしてください。
読者へ行動を促す
最後は読者へ行動を促します。
基本的に読者は受け身です。
こちらからやるべきことを示さないと行動してくれません。
以下のような行動を促すといいでしょう。
- 記事で紹介した方法の実践
- 関連する商品やサービス購入
- メールマガジンへの登録
- SNSでのシェアやフォロー
- 感想やコメントの書き込み
次のポイントに気をつけて書きましょう。
- 分かりやすく具体的に促す
- 行動のハードルを下げる
- 限定特典などで行動するメリットを伝える
- 押し付けがましくならないようにする
- 適切なタイミングで促す
SEO効果を高めたり、収益化に繋がったりする一番重要なポイントです。
気合い入れて考えていきましょうね。
ブログの「まとめ」書き方のコツ8選
まとめ文の書き方にはポイントがあります。
ここからは、僕が書くときに実際に意識しているコツを8つ紹介します。
できるだけ短くまとめる
1つ目のコツは「できるだけ短くまとめる」ことです。
読者はまとめにたどり着くまで、多くの文字を見てきています。
まとめ文でさらに多くの文章を見せられると嫌気がさしてしまいますよね……
冗長な文章は離脱の原因になってしまうので、できるだけ短くまとめましょう。
次のポイントを意識すると短くまとめやすいですよ。
- 伝える重要ポイントを絞る
- 1段落3〜5行以内に収める
- 1文を40文字以内に抑える
- 接続詞を使って文をつなげすぎない
- 不要な修飾語や副詞は削る
冗長な文章を避ける方法については、下の記事で詳しくまとめています。
言い回しを変えて細かいニュアンスを伝える
2つ目は「言い回しを変えて細かいニュアンスを伝える」です。
まとめ文で、本文とは異なる言い回しをすれば、細かいニュアンスを伝えられます。
同じ内容でも、表現方法を変えることで、読者の理解や共感を得られることがあります。
とはいえ、全く違うことを言っているように思われると、読者が混乱してしまう可能性があります。
誤解されないように、細かいニュアンスを伝えたいときだけ、言い回しを変えるようにしましょう。
見出しに検索キーワードを含める
3つ目のコツは「見出しに検索キーワードを含める」です。
まとめ文の見出し文を「まとめ」だけにしていませんか?
自由に書ける部分で「まとめ」や「おさらい」だけにするのはもったいないです。
検索キーワードを含めるのがおすすめです。
H2見出しに、狙っている検索キーワードを含めることでSEOにプラスの効果が期待できます。
違和感が出ない程度にキーワードを含めてください。
せっかく自由に書ける部分なので、読者の興味を引くような見出しにしましょう。
箇条書きにして要点を振り返る
4つ目のコツは「箇条書きにして要点を振り返る」です。
箇条書きは要点を振り返るのに最適です。
箇条書きのメリット
- 情報を整理できる
- 読みやすくなる
- 読んでほしいポイントを強調できる
- 文章よりも書きやすい
- 要点を伝えやすくなる
各見出しの内容を箇条書きにするといいでしょう。
箇条書きで振り返る画像
箇条書きにはルールがあります。
- 言い回しを統一する
- 文字数を合わせる
- 同じカテゴリーでまとめる
- 同じ言葉は書かない
- 文末を揃える
- 短くまとめる
- 項目数を増やしすぎない
- 階層構造を意識する
- 順番を考える
- 句読点は原則使わない
- 記号を使い分ける
箇条書きについて詳しく知りたい人は下記の記事で詳しく解説しているので参考にしてくださいね。
やって欲しい行動へ誘導する
5つ目のコツは「やって欲しい行動へ誘導する」です。
まとめの最後に、読者へ行動を促す一文を書きましょう。
できるだけ具体的に伝えるといいですよ。
- 紹介した方法を実践する
- 関連商品を購入する
- メールマガジンに登録する
- SNSでシェア・フォローする
- 記事に感想やコメントを書く
ボタンや装飾を使って目立つようにすると行動してもらいやすくなります。
ボタンとかを使っている写真
選択肢が多いと読者は迷ってしまうので、できれば1つに絞って促すのがポイントです。
必要なときはページ内リンクで本文に戻す
6つ目は「必要なときはページ内リンクで本文に戻す」です。
Web上の文章は読み飛ばされることがほとんどです。
結果として、まとめ文に見たことのない文章が書かれているなんてことが起こります。
読み飛ばした情報へわざわざ戻るのは大変なので、読みたくなった読者のためにページ内リンクを必要に応じて設置しておきましょう。
ページ内リンクが設置されている画像
まとめ文にページ内リンクを貼るメリットは次のとおりです。
- 読者の利便性が高まる
- 本文の重要ポイントを再確認できる
- 紹介した方法を実践しやすくなる
- 記事内の回遊率が上がる
- 滞在時間が長くなり、SEO効果も期待できる
SEOにプラスの効果も期待できるので、読者の気持ちを考えながらページ内リンクを貼りましょう。
役に立つ関連情報を加える
7つ目は「役に立つ関連情報を加える」です。
まとめ文に、本文では触れられなかった記事の補足情報や、関連情報を追加することで、読者にさらなる価値を提供できます。
僕がよく加えるのは次の2つの情報です。
- 関連記事のリンクを貼る
- 関連商品を紹介する
関連記事のリンクを貼ることでブログからの離脱を防げるので、SEO効果が見込めます。
関連商品を紹介することで、アフィリエイトで稼げるチャンスを増やせます。
合わせて、関連商品のレビュー記事などを追加できるとGoodです !
素直な思いで訴えかける
最後のコツは「素直な思いで訴えかける」です。
まとめ文まで読んでくれる読者は、すでにあなたのファンになりかけています。
最後に素直で飾らない言葉をぶつけることで、あなたのことをもっと好きになってもらいましょう。
以下のような表現を取り入れるのがおすすめです。
- 読者への感謝の気持ちを伝える
- 記事を書いた理由や思いを正直に話す
- 読者の抱える悩みや不安に共感する
- 自分の体験談を交えて親近感を持ってもらう
- 読者の頑張りを応援するメッセージを送る
ただし、以下の点には十分注意してくださいね。
- 誇張表現は控えめにする
- 読者を思うやさしい口調を心がける
- 自分の思いを押し付けすぎない
- ためになる情報とバランスを取る
- 最後は前向きな言葉で締めくくる
特に解説記事などは、淡々とした機械的な文章になりがちです。
まとめ文であなたらしさを表現することで、血の通った記事にしましょう。
ブログの「まとめ」テンプレート&例文
ブログ記事のまとめ文は、記事の内容や目的に合わせて書き方が少し変わります。
ここでは、代表的な3つの記事ジャンルごとに、まとめのテンプレートと例文を紹介します。
ノウハウ系記事
一番書く機会が多いノウハウ系記事では、次の行動を具体的に促すことが重要です。
「まとめを読んで、ハイ終わり!」にならないよう、読者を誘導しましょう。
ちなみに僕は下記のような行動を促すことが多いです。
- 関連記事への誘導
- 自社商品の紹介
以下のテンプレートを参考にしてくださいね。
【テンプレート】
この記事では 〇〇について、〇〇つのポイントを解説しました。
- 箇条書きで
- 重要ポイントを
- まとめる
〇〇をするのは簡単ではありません。
僕(私)も最初は上手くできませんでした……
ですが、この記事の内容を実践することで〇〇が身につき(メリット)、〇〇な未来(ベネフィット)が手に入っています。
ぜひ、この記事を参考にして〇〇(ベネフィット)を目指してください。
ちなみに、〇〇(関連情報)ならこちらの記事が参考になります。
(関連記事のリンク)
また、〇〇(記事の主題)には〇〇(関連商品)がおすすめです。
(アフィリエイトリンク)
〇〇(関連商品)については、こちらで詳しく解説しています。
(関連商品解説記事のリンク)
この記事があなたの役に立てば幸いです。(締めの言葉)
レビュー系記事
収益に直結するレビュー記事のまとめ文では、商品のメリットやデメリットをまとめ直して、読者に買いたくなるように誘導することが求められます。
以下のテンプレートを参考にしてくださいね。
【テンプレート】
〇〇は、〇〇が魅力の商品です。
- 箇条書きで
- 魅力を
- まとめる
特におすすめのポイントは、〇〇を実感できることでしょう。
今なら下のリンクから〇〇%OFFで買うことができます。(緊急性や限定性)
(アフィリエイトリンク)
〇〇を使えば、〇〇(読者の悩み解決や目的・ベネフィット)が手に入ります。
今だけのキャンペーンなので、少しでも気になっている人は後悔しないように、手に入れておきましょう。
(アフィリエイトリンク)
この記事があなたの役に立てば幸いです。(締めの言葉)
まとめ系記事
複数の商品を紹介する「まとめ系記事」のまとめ文では、主要なポイントを整理して、読者にさらなる情報を提供することが求められます。
僕は次のようにすることが多いです。
- より詳細な個別のレビュー記事へ誘導
- 別の方法で悩みを解決する方法を解説する記事を紹介
- あえて自分がおすすめする商品を絞って一押しする
以下のテンプレートを参考にしてくださいね。
【テンプレート①】
この記事では、 〇〇におすすめのツールを5つ紹介してきました。
(表を使っておすすめツールを比較できるようにする)
どれもおすすめですが、あえて一番を決めるなら〇〇がおすすめです。
〇〇のメリットは以下のとおりでした。
- 箇条書きで
- おすすめの
- メリットを伝える
〇〇なら〇〇(唯一の特徴)ができるので、〇〇(理想の未来、ベネフィット)が手に入ります。
〇〇(読者の悩み)に悩んでいるなら、〇〇を選ぶといいでしょう。
〇〇についてもっと知りたい人は、こちらの記事に実際に使ったときの感想をまとめているので参考にしてください。
(個別のレビュー記事)
他の商品が気になっている人はこちらで実際の使用感をまとめています。
(他の商品の個別レビュー記事)
【テンプレート②】
この記事では、 〇〇におすすめの5つをご紹介してきました。
(表を使っておすすめツールを比較できるようにする)
〇〇(読者の悩み①)をしたいなら〇〇がおすすめです。
〇〇のメリットは以下のとおりでした。
- 箇条書きで
- おすすめの
- メリットを伝える
〇〇なら〇〇(唯一の特徴)ができるので、〇〇(理想の未来、ベネフィット)が手に入りますよ。
〇〇(読者の悩み②)に悩んでいるなら、〇〇を選ぶといいでしょう。
〇〇のメリットは次のとおりでした。
- 箇条書きで
- おすすめの
- 理由を伝える
〇〇についてもっと知りたい人は、こちらの記事に実際に使ったときの感想をまとめているので参考にしてください。
(個別のレビュー記事)
他の商品もこちらで実際の使用感をまとめているので参考にしてくださいね。
(他の商品の個別レビュー記事)
〇〇で悩んでいる人は多いです。
この記事で紹介した商品なら、〇〇(読者の悩み)を解決できます。
〇〇を使って、〇〇(理想の未来)を手に入れてくださいね。
この記事があなたの役に立てば幸いです。(締めの言葉)
ブログの「まとめ」でよく見かけるやりがちなNG例5選
多くの記事をリサーチしていると、まとめ文でやってはいけない「NGな行動」をしてしまっているケースをよく見かけます。
ここからは、SEO検定1級で年間100記事以上書くプロのライター目線で、やりがちなNG例を5つ紹介します。
長すぎる
まとめ文が長すぎると、せっかく最後まで読んでくれた読者の離脱に繋がってしまいます。
本文はもちろん、まとめ文も冗長な文章を避けるようにしましょう。
冗長な文章の特徴は次のとおりです。
- 「の」を多用している
- 意味のない不要な語句を使っている
- 冗長な文末表現になっている
- 二重敬語になっている
- 二重否定をしている
- 一文の中で同じ単語をくり返し使っている
- 同じ文章を繰り返している
- 重複表現(二重表現)になっている
- 一文が長すぎる
- ムダな接続詞を使っている
- ムダな修飾語を使っている
- 前置きが長い
冗長な表現を避けるためには次のポイントを意識しましょう。
- 同じ単語はできるだけ使わない
- 一文一義を徹底する
- 一文をできるだけ短くする
- 文章全体の構成をあらかじめ考えておく
- 時間を空けて2回以上読みなおす
冗長表現を避けるときに注意するべきポイントは、下記の記事で詳しく解説しているので、気になる人はご覧になってくださいね。
ただの要約になっている
まとめ文は、読者の背中を押す絶好のチャンスです。
しかし、ただの要約だけで終わっているまとめも多いです。
内容の振り返りと読者の一押しをセットで行いましょう。
読者の背中を押すときのコツは、この記事で解説しているので合わせて確認してくださいね。
アンカーリンク
記事の主旨を覆す情報が書かれている
まとめ文に、関連情報などの新しい情報を付け足してもいいですが、本文の内容を覆すようなことは書かないようにしましょう。
本文の主旨と異なることが書かれていると、読者は混乱してしまいます。
よく見かけるのが以下の例です。
具体例
- 本文……A商品がおすすめですよ。
- まとめ……B商品を買いましょう!
上記のようにシンプルにすると、変なことに気づきやすいですが、1万文字を超えるような長文の記事になると、やってしまいがちです……
念入りに記事構成を作っておくと避けられますよ。
ブログの記事構成の作り方は別の記事で詳しく解説予定です。
読者が共感できない感想を書いている
まとめ文に自分の思いを書くことで、読者があなたのファンになってくれる可能性が上がります。
ところが、全く共感できない感想を書いてしまうと、反感を買ってしまったり、離脱されてしまったりします。
具体例
読者……ダイエットが上手くいかなくて悩んでいる
感想……まあ、頑張って食事制限して運動すれば痩せられますけどね
上記まで極端ではなくても、読者の気持ちを無視した感想はNGです。
ヒドイときは炎上してしまうことも……
自分の思いや考えを大切にしながら、読者の気持ちに寄り添った感想を書くようにしましょう。
読者の気持ちに寄り添うためには、正確なペルソナを設定しておきましょう。
ペルソナの気持ちや思いを意識しながら書けば、大きく外れることはないですよ。
不要な言葉が書かれている【いかがでしたか?】
まとめ文は、できるだけシンプルに書くことが求められます。
まとめまで多くの文字を見てきているので、サクッとまとめたいです。
不要な言葉は書かないようにしましょう。
よく見かけるのは、冒頭で使われる「いかがでしたか?」です。
目の前に相手がいる会話のときは、問いかけに重要な役割がありますが、文章では必要ありません。
文章を書くときは「この単語は本当に必要なのか?このフレーズはいる?」と常に自分に問いかけながら書くようにしましょう。
書いた理由を答えられるようにしておくと、不要な言葉を書くことを避けられますよ。
ただし、最後の締めの言葉は、あなたらしさを出す(ブランディング)のために有効なので、自分らしいフレーズを使うのはアリです。
ブログの「まとめ」を書くときに使えるおすすめツール3選
ここまでブログのまとめ文を書く具体的な方法をお伝えしてきましたが、一からまとめ文を書くのは大変です。
そこで、僕が実際に使っているブログのまとめを書くときに使っているおすすめのツールを解説します。
ぶっちゃけ、僕も上記のツールに頼っているので参考にしてくださいね。
ChatGPT
ブログのまとめを書きたいなら、ChatGPTはとても役に立ちます。
とはいえ、適当に指示を出しても微妙な回答が返ってくることがほとんどです。
正確な指示を出せば、いい感じの文章を書いてくれますよ。
下記のプロンプトを使ってみてください。
プロンプト例
下記の条件をもとにして、下記のテンプレートを自然な日本語になるように書き換えながら、読者が思わず行動したくなるようなブログ記事のまとめ文を書いてください。
条件:記事全体の構成
あなたのブログ記事の見出しをコピペする
テンプレート:
この記事で紹介しているテンプレートをコピペする
実際にこの記事のまとめを作ってもらいました。
出された回答のまま使うことはできませんが、いい感じに修正すれば、魅力的なまとめ文になりますよ。
実際にどのように修正したかは、この記事のまとめを見てくださいね。
ラッコキーワード
ラッコキーワードは、当ブログで一番おすすめするキーワードリサーチツールです。
直接まとめ文を書いてくれるわけではありませんが、読者が悩んでいる内容を深掘りするときに役立ちます。
検索キーワードを入力して「潜在的な検索キーワード/質問」を選ぶと、読者が抱えている質問が見えてきます。
上の画像は「ブログ まとめ 書き方」で検索した読者の悩みが表示されています。
一番上に「ブログをうまく書くコツは?」という質問が書いているので「ブログ記事を上手く書けるようになる具体的な方法やツール」などを紹介してあげるといいですね。
具体的には「ブログを上手く書く方法を解説した記事」や「上手く書けるようになるツール紹介記事」などをリンクで貼ってあげるのがおすすめですよ。
ラッコキーワードはキーワード選定で必須のツールなので、まだ登録していない人は下記のボタンから無料で登録しておきましょう。
ラッコキーワードを使ってブログのキーワードを選定する方法は下の記事で詳しく解説しています。
ラッコキーワードの評判や有料プランについては、別の記事で詳しく解説予定です。
Value AI Writer
"Value AI Writer "はGMOグループが開発した記事生成AIツールです。
以下の特徴があります。
箇条書きで特徴を書く
- GPT-4を使用して高品質な記事を自動生成する
- 信頼性の高いGMOグループのツール
- キーワード入力とタイトル選択だけで使える
- SEOに特化していて検索エンジンに最適化された文章を作成してくれる
- HTML書き出しやWordPress連携機能を備えているのでブログへのアップロードが簡単
"Value AI Writer "を使えば、SEOに最適化された高品質なブログ記事が簡単に作成できて時間と費用を大幅に削減できるようになります。
他にも下記のようなメリットがあります。
- 記事制作にかかる時間を1/10に削減できる
- 1記事あたり約132円から作成できる
- 無料お試し期間が5日間付き、1記事無料で作成できる
もちろん出力された文章をそのまま使うだけでは、魅力的なまとめ文にはなりません。
AIが生成した文章を土台にして、読者を引き付ける自分の言葉で修正する必要があります。
コツは、要点を的確に押さえつつ、言い回しを変えて新鮮さを出し、不要な言葉を削ぎ落とすことです。
いい感じに修正して、読者を魅了するまとめにしましょう。
まとめ:読者が行動したくなるブログのまとめを書こう
この記事では、ブログの「まとめ」の書き方について解説してきました。
ブログのまとめには以下の役割がありました。
箇条書き
次の8つのコツを意識すれば、魅力的なまとめ文になります。
箇条書き
ただし、下記の5点には注意して書きましょう。
箇条書き
ブログ記事のまとめは、読者に行動を促すための重要なパートです。
上手く誘導できれば、読者はもちろん僕たちにも大きなメリットがあります。
この記事で紹介した「思わず行動したくなる8つのコツ」を参考にして、まとめを書くようにしてくださいね。
まとめまでたどり着いてもらうには「思わず読み進めたくなるリード文」と「読みやすい本文」が必要です。
思わず読み進めたくなるブログのリード文を書く具体的な方法は、こちらの記事で詳しくまとめています。
読みやすい文章の書き方は、こちらの記事でまとめています。
分かりやすい記事構成だと、まとめ文を書きやすいです。
ブログ記事の構成を作る具体的な方法は別の記事で解説予定です。
この記事が頑張るあなたの役に立てば幸いです。
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