この文章の流れがおかしいな……
読みにくいって言われたけど、どうすれば良くなるんだろう?
文章を書くとき、こんな悩みを抱えていませんか?
接続詞は、文と文をつなぐための便利なパーツですが、使い方を間違えると、かえって文章が分かりにくくなってしまいます。

この記事では、文章のプロの目線で接続詞の使い方を種類別にズバッと解説していきます。
この記事を読むメリットは次のとおりです。
- 接続詞の種類と正しい使い方が分かる
- 文章の流れがスムーズになり、読者に伝わりやすくなる
- ビジネス文書や学術論文が洗練された印象になる
- 論理的で説得力のある文章が書けるようになる
この記事は、以下の人におすすめです。
- 文章力を向上させたい人
- ビジネスで効果的な文書を作成したい人
- 論文やレポートの質を高めたい学生
- 国語の授業で接続詞を教える先生
- 子供の学習をサポートしたい保護者
なんとなくで使いがちな接続詞。



しかし、奥が深いのが日本語です。
この記事を最後まで読んで、接続詞の使い方をマスターしてくださいね。


まさる
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接続詞とは文と文をつなぐ「つなぎ言葉」


接続詞は、文と文をつなぐ重要な役割を果たす「つなぎ言葉」です。
文章や会話をスムーズに進めるために欠かせない接続詞の、主な役割は次の3つです。
- 文と文をつなぐ
- 文章の流れを作る
- 意味関係を明確にする
しかし、他に「接続語」「接続助詞」もあります。
接続詞との違いを詳しく解説していきます。
接続詞と接続語の違い
接続詞と接続語は、文をつなぐ役割を持つという点で似ていますが、実は重要な違いがあります。
以下の表で、接続詞と接続語の主な違いを比較してみましょう。
特徴 | 接続詞 | 接続語 |
---|---|---|
品詞 | 独立した品詞 | 他の品詞に接続助詞が付いたもの |
使用方法 | 単独で文と文をつなぐ | 接続助詞と組み合わせて使用 |
活用 | 活用しない | 元の品詞によっては活用する |
具体例 | しかし、そして、ただし | 〜だから、〜けれど、〜ので |
例えば、以下のように使い分けます。
- 接続詞の例……
「雨が降っています。しかし、出かけます。」 - 接続語の例……
「雨が降っているけれど、出かけます。」(動詞+接続助詞)
「春だから、旅行に行きたいです。」(名詞+接続助詞)
上記のように、接続詞と接続語は似て非なるものです。



この記事では、接続詞について主に解説していきますので、意識しながら読み進めてみてくださいね。
接続詞と接続助詞の違い
接続詞と接続助詞も、文をつなぐ役割を持ちながら、性質と使い方に大きな違いがあります。
以下の表で、接続詞と接続助詞の違いを比較してみましょう。
特徴 | 接続詞 | 接続助詞 |
---|---|---|
品詞 | 独立した品詞 | 助詞の一種 |
使用位置 | 文頭や文中で独立して使用 | 体言や用言の後ろに付けて使用 |
文の構造への影響 | 文と文をつなぐ | 従属節を作る |
例 | しかし、そして、ただし | ば、と、ても、ので、から |
具体例 | 雨が降っています。しかし、遠足は行われます。 | 雨が降っても、遠足は行われます。 |
接続助詞を使えば「しかし」「すなわち」などの接続詞を使わなくても、文と文をつなげられます。



上手く使い分けることで、より自然で多様な文章表現ができますよ。
例えば、次のように使い分けるといいでしょう。
- 接続詞を使った例……
「彼は熱心に勉強しました。そのため、試験で高得点を取ることができました。」 - 接続助詞を使った例……
「彼は熱心に勉強したので、試験で高得点を取ることができました。」



上記の文章なら、接続助詞を使った方がスムーズで読みやすいですよね。
ただし、接続助詞の使いすぎで、複数の文章を繋げてしまうと分かりづらくなるので注意が必要です。
【一覧表つき】接続詞の種類


接続詞には様々な種類があり、それぞれが異なる役割を果たします。
接続詞の種類を一覧表でまとめてみました。
種類 | 役割 | 代表的な接続詞 |
---|---|---|
順接 | 前後の文を自然につなぐ | だから、そのため、したがって |
逆接 | 前後の文を逆の関係でつなぐ | しかし、けれども、ただし |
並列 | 同じ関係の文をつなぐ | そして、また、さらに |
添加 | 新しい情報を付け加える | それに、そのうえ、しかも |
対比 | 二つの事柄を比較する | 一方、他方、それとは反対に |
選択 | 複数の選択肢を示す | または、あるいは、それとも |
列挙 | 複数の項目を順番に示す | 第一に、次に、最後に |
説明 | 前の文の内容を詳しく解説する | なぜなら、というのは、つまり |
補足 | 追加情報を加える | ちなみに、なお、ただし |
換言 | 別の表現で言い換える | 言い換えると、すなわち、要するに |
例示 | 具体例を挙げる | 例えば、たとえば、一例を挙げると |
教示 | 注意を促す | ところで、さて、念のため |
変転 | 話題や状況の突然の変化を示す | ところが、そのとき、突然 |
転換 | 話題や視点を切り替える | さて、ところで、一方 |
注目 | 特に重要な点を強調する | 特に、とりわけ、なかでも |
結論 | 文章や議論のまとめを示す | したがって、結局、要するに |
より詳しい解説については、個別で解説していきます。



上の表から、気になる接続詞をクリックしてみてくださいね。
順接
順接の接続詞は、前の文の内容を受けて、自然な流れで次の文につなげる役割があります。
主な順接の接続詞には以下のようなものがあります。
- だから
- そのため
- したがって
- それゆえ
- そこで
例文
「彼は熱心に勉強しました。だから、試験で高得点を取ることができました。」
順接の接続詞を使えば、原因と結果の関係を表現できます。



論理的な文章を書くときによく使いますよ。
逆接
逆接の接続詞は、前の文の内容と逆の関係や予想外の展開を示すときに使います。
代表的な逆接の接続詞には次のようなものがあります。
- しかし
- けれども
- ところが
- それなのに
- ただし
例文
「天気予報では晴れると言っていました。しかし、外に出てみると雨が降っていました。」
逆接の接続詞を適切に使えば、読者の予想を裏切って文章に意外性や変化をつけられます。



文章の流れが単調になっているときに、僕はよく使いますよ。
並列
並列の接続詞は、同じ性質や重要度の情報を続けて述べるときに使います。
主な並列の接続詞には以下のようなものがあります。
- そして
- また
- および
- さらに
- かつ
例文
「彼女は英語が堪能です。そして、フランス語も話せます。」
並列の接続詞を使えば、複数の情報を整理して分かりやすく伝えられます。
Webライティングでは、省略されることも多いです。



個人的には、複数の情報を並列するときは箇条書きを使います。
箇条書きについては、下記の記事に詳しくまとめているので参考にしてください。
添加
添加の接続詞は、すでに述べた内容に新しい情報を付け加えるときに使います。
代表的な添加の接続詞は次のとおりです。
- それに
- そのうえ
- しかも
- おまけに
- なおかつ
例文
「この商品は高品質です。それに、価格も手頃です。」



Webライティングでは、商品の紹介やLPを作成するときによく使われます。
推したい情報をシンプルに表現すると、添加の接続詞が際立ちます。
対比
対比の接続詞は、2つの事柄を比較したり対照的な内容を示したりするときに使います。
主な対比の接続詞は以下のとおりです。
- 一方
- 他方
- それに対して
- それとは反対に
- 逆に
例文
「東京は賑やかな都市です。一方、京都は落ち着いた雰囲気があります。」
対比の接続詞を使えば、二つの事柄の違いを明確にできるので読者の理解が深まります。



僕は、解説するパートでよく使っています。
選択
選択の接続詞は、複数の選択肢を示すときに使います。
代表的な選択の接続詞は次のとおりです。
- または
- あるいは
- それとも
- もしくは
- ないしは
例文
「週末は映画を見に行きます。あるいは、公園でピクニックを楽しむかもしれません。」
選択の接続詞を使えば、複数の可能性や選択肢を読者に提示できます。



ただし、Webライティングでは答えを複数用意しないほうがいいため、使わないことが多いです。
こちらも箇条書きで書くことが多いです。
列挙
列挙の接続詞は、複数の項目を順番に示すときに使用します。
主な列挙の接続詞は以下のとおりです。
- 第一に
- 次に
- さらに
- 最後に
- まず
例文
「成功するためには、まず目標を設定します。次に、具体的な計画を立てます。さらに、その計画を実行に移します。最後に、結果を評価し改善します。」
列挙の接続詞を使うことで、複数の要点を順序立てて説明できます。



ただし、一覧性が低いので基本的には箇条書きを使いましょう。
説明
説明の接続詞は、前文の内容をより詳しく解説したり理由を述べたりするときに使います。
代表的な説明の接続詞は次のとおりです。
- なぜなら
- というのは
- つまり
- すなわち
- 要するに
例文
「彼は昨日の会議に出席しませんでした。なぜなら、急な出張があったからです。」
説明の接続詞を適切に使えば、読者の理解を深められます。



特に、複雑な概念や専門用語を説明するときに有効です。
Webライティングでは省略されることも多いですが、文の流れがおかしく感じるなら、必ず入れましょう。
スッと気持ちよく読める文章にすることが先決です。
補足
補足の接続詞は、すでに述べた内容に追加情報を加えるときに使用します。
主な補足の接続詞は以下のとおりです。
- ちなみに
- なお
- ただし
- もっとも
- 補足すると
例文
「この商品は7月1日から発売します。なお、先行予約は6月15日から開始します。」
補足の接続詞を使えば、主要な情報だけでなく読者にとって有用な追加情報を提供できます。
注意事項や例外を説明するときによく使います。



ちなみに、僕がよく使うのは「ちなみに」です。
換言
換言の接続詞は、前に述べた内容を別の表現で言い換えるときに使います。
代表的な換言の接続詞は次のとおりです。
- 言い換えると
- すなわち
- 換言すれば
- つまり
- 要するに
例文
「彼は博学です。要するに、幅広い知識を持っています。」
換言の接続詞を使えば、難しい概念や専門用語をより分かりやすく説明できます。
Webライティングでよく使われる接続詞なので、使い慣れておきましょう。



個人的には、吹き出しでよく使います。
例示
例示の接続詞は、具体的な例を挙げて説明するときに使用します。
主な例示の接続詞には以下のようなものがあります。
- 例えば
- 一例を挙げると
- 具体的には
- というのも
例文
「健康的な食生活が大切です。例えば、野菜や果物を毎日摂取することが重要です。」
文章の型としてよく使われる「PREP法」(Point:要点、Reason:理由、Example:例、Point:まとめ)に含まれる「Example(例)」の文頭でよく使われます。
PREP法の例文
- (要点)プログラミングを学ぶことは現代社会で重要です。
- (理由)なぜなら、技術の進歩とともにデジタルスキルの需要が高まっているからです。
- (例)例えば、多くの企業がウェブサイトやアプリの開発に力を入れており、プログラマーの求人が増加しています。
- (要点)したがって、プログラミングスキルを身につけることは、キャリアの可能性を広げる有効な手段と言えるでしょう
同じ接続詞ばかりでは、読者が飽きてしまうので、文章の流れに合わせて複数の例示の接続詞を使い分けましょう。
教示
教示の接続詞は、読者に注意を促したり重要な点を強調したりするときに使います。
代表的な教示の接続詞には次のようなものがあります。
- さて
- 念のため
- 注意すべきは
例文
「さて、レポート作成のときに最も重要なのは、信頼性の高い情報源を使用することです。」
教示の接続詞を使えば、読者に注意を喚起して重要なポイントを効果的に伝えられます。



文章の流れを変えるときに使うことが多いです。
変転
変転の接続詞は、話題や状況が突然変化したことを示すときに使用します。



文章に意外性や変化を与えられるので、読者の興味を引き付けられますよ。
主な変転の接続詞は以下のとおりです。
- ところが
- そのとき
- 突然
- 思いがけなく
- 意外にも
例文
「彼は毎日コツコツと勉強を続けていました。ところが、試験当日に体調を崩してしまいました。」
変転の接続詞を使えば、文章に劇的な展開を加えられます。
物語や体験談を書くときに使うのが効果的です。



Webライティングでは少し使いづらいですが、実体験を豊かな表現で書きたいときに使えますよ。
転換
転換の接続詞は、話題や視点を切り替えるときに使用します。
文章の流れをスムーズに変え、新しい内容に移行するときに役立ちます。
代表的な転換の接続詞は次のとおりです。
- さて
- ところで
- 一方
- 他方
- それはさておき
例文
「これまで商品の特徴について説明してきました。さて、次は価格設定について見ていきましょう。」
転換の接続詞を適切に使えば、複数のトピックを扱う長文でも読者を混乱させません。



とはいえ、Webライティングでは見出しごとに内容を切り替えるので、ぶっちゃけあまり使わないです……
注目
注目の接続詞は、特に重要な点や注意すべき事項を強調するときに使います。
主な注目の接続詞は以下のとおりです。
- 特に
- とりわけ
- なかでも
- 何より
- ちなみに
例文
「この製品には多くの特徴があります。特に、耐久性が優れています。」



ただし、使いすぎると注目してほしいポイントが分かりづらくなります。
本当に注目してほしいところだけ使うようにしましょう。
結論
結論の接続詞は、文章や議論のまとめを示すときに使用します。
これまでの内容を総括し、最終的な見解や結論を提示する役割があります。
代表的な結論の接続詞は次のとおりです。
- したがって
- 結局
- 要するに
- 結論として
- 以上のことから
例文
「以上のことから、この新しい取り組みは当社の成長に大きく貢献すると考えられます。」
よく使われる文章の型である「PREP法」の最後の締めでよく使われますよ。
具体例
(要点)リモートワークは現代の働き方として注目されています。
(理由)なぜなら、従業員の生産性向上やワークライフバランスの改善につながるからです。
(例)例えば、あるIT企業ではリモートワーク導入後、従業員の満足度が20%向上し離職率が15%低下しました。
(要点)したがって、リモートワークの導入は、企業の競争力強化と従業員の幸福度向上の両面で効果的な施策だと言えるでしょう。
上手くまとめに移行するために必要になるので、スムーズに使えるよう慣れておきましょう。
接続詞をうまく使うためのポイント5選


接続詞の使い方で、文章の読みやすさは大きく変わります。
ここからは、接続詞をうまく使うためのポイントを5つ紹介します。
文脈に合った接続詞を使う
文と文を繋ぐ接続詞ですが、文脈に合った適切な接続詞を選ばなければ、かえって読みづらくなってしまいます。
以下のポイントに注意して、文脈に合った接続詞を選びましょう。
- 前後の関係性を壊さないようにする
- 文章全体の流れを意識する
- フォーマットに気をつける
例えば、因果関係を表現するときは「だから」「そのため」などの順接の接続詞を使います。
対比関係を表現したいときは「一方」「それに対して」などの対比の接続詞がいいでしょう。
下記の例文みたいに、文脈に合わない接続詞を使ってしまうと、違和感のある文章になってしまうので注意しましょう。
適切な使用例
「彼は毎日熱心に勉強しました。そのため、試験で高得点を取ることができました。」
「東京は人口が多く、賑やかな都市です。一方、京都は歴史的な街並みが残る静かな都市です。」
不適切な使用例
「彼は毎日熱心に勉強しました。しかし、試験で高得点を取ることができました。」
「東京は人口が多く、賑やかな都市です。つまり、京都は歴史的な街並みが残る静かな都市です。」
できるだけ接続詞を減らす
接続詞は文章をつなぐ重要な役割を果たしますが、使いすぎると文章が読みにくくなってしまいます。
以下のポイントを心がけて、接続詞は極力使わないようにしましょう。
- 一文一義を徹底する
- 意味が通じるなら削る
- 文の順序を工夫する
- 箇条書きを活用する
例えば、「そして、さらに、それに加えて」などの接続詞を使わずに、箇条書きを使えば、情報が整理されて分かりやすい文章になります。
接続詞を使いすぎている具体例
朝食には、まず、パンを食べます。そして、卵を食べます。さらに、サラダも食べます。それに加えて、コーヒーも飲みます。
接続詞を減らした具体例
朝食のメニューは次のとおりです。
- パン
- 卵
- サラダ
- コーヒー
下記のように減らしても意味が通じるなら、できるだけ接続詞を減らしましょう。
接続詞を減らした例
- しかしながら、この問題は簡単には解決できません。なぜなら、複雑な要因が絡み合っているからです。
- この問題は簡単には解決できません。複雑な要因が絡み合っているためです。



無駄な単語を減らすほうが、読者にとって優しい文章になります。
文章の流れがおかしくならないなら、積極的に接続詞を減らしていきましょう。
逆説の接続詞は必ず使う
「しかし」や「けれども」など逆説の接続詞を削ってしまうと、流れがおかしな文章になってしまいます。
逆説の接続詞を入れた例文
- 彼は毎日懸命に練習しました。しかし、本番では緊張して実力を発揮できませんでした。
- 今日は雨が降っています。でも、傘を持っているので大丈夫です。
- 従来の理論では、この現象を説明できませんでした。それにもかかわらず、新しいアプローチを用いることで、この現象のメカニズムを解明することができました。
逆説の接続詞を省いた例文
- 彼は毎日懸命に練習しました。本番では緊張して実力を発揮できませんでした。
- 今日は雨が降っています。傘を持っているので大丈夫です。
- 従来の理論では、この現象を説明できませんでした。新しいアプローチを用いることで、この現象のメカニズムを解明することができました。



読めなくはないですが、読みづらくて詰まってしまいます……
読者が理解しやすくするために、逆説の接続詞は必ず使うようにしましょう。
接続詞の後ろに読点「、」を打つ
基本的に接続詞の後ろには読点「、」を打つようにしましょう。
読点を打つ例文
- 彼は熱心に勉強しました。しかし、試験では緊張してしまいました。
- 本プロジェクトは順調に進んでいます。ただし、予算面での課題が残っています。
読点を打たない例文
- 彼は熱心に勉強しました。しかし試験では緊張してしまいました。
- 本プロジェクトは順調に進んでいます。ただし予算面での課題が残っています。
上記のように、読点を打つほうが基本的に読みやすくなります。
ただし、下記のように文中で接続詞を使うときは打たなくても大丈夫です。
読点を打たなくてもいい例
- 社内の共有ファイル、および公式でも発表してよい。
- 明日中に返事をするか、もしくは週明けにでも連絡します。



読点を打つ基準は、読者が読みやすいかがポイントです。
句読点の打ち方については、下記の記事で詳しくまとめているので参考にしてください。
「話しことば」の接続詞は使わない
基本的に「話しことば」の接続詞は使わないようにしましょう。
- 「だって」→「なぜなら」
- 「だけど」→「しかし」
- 「でも」→「ただし」
具体例
- 「この商品は高いです。でも、品質は抜群です。」
- 「この商品は高いです。しかし、品質は抜群です。」



ただし、ブログやエッセイなど、あなたの飾らない言葉を書きたいときは、話しことばをどんどん使いましょう。
あなたらしい文章が求められているときは、気にせずに思いを書き連ねるといいですよ。
まとめ:接続詞を使いこなして伝わる文章を書こう!


この記事では、接続詞の使い方について解説してきました。



文と文が上手く繋がらないと、相手に伝わる文章にはなりません。
初心者は次の2点に注意するといいでしょう。
- 順接などの接続詞は減らす(そして、またなど)
- 逆説の接続詞は必ず使う(しかし、ところが)
上記の2点を意識するだけでも、分かりやすい文章になりますよ。
とはいえ、接続詞だけが文章の読みやすさを決めているわけではありません。
読みやすい文章の書き方を下記の記事にまとめているので、合わせて読んでみてください。



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